男と女
NHK番組で報じられていた。最終的には、男(Y染色体)は遅くとも500万年後には消滅するであろう。生き残るには、Y染色体が、XX染色体に、紛れ込む変化を期待するしかないそうだ。
男女を産み分けたボケ爺も、感じることは、男の育児には目が離せない、気難しいのである。男と女は永遠に「なぞ」である。自然界はオスメスを作り、生殖を中心とし営みで、自然の変化に耐え、共同、共生の社会を作り上げて来たのであろう。生誕150年になるダーウィンの進化論の基本なのかもしれない。
そこで、男女の違いの最新研究の一端が紹介されていれていた。
1:相手の選択要素について、男は視覚で見極める。胴回りと腰周りの幾何学的な関係で、7対10の比率を好んでいるらしい。(痩せ型、肥満型、とも)女は、父親にふさわしいかどうか、子育てを良く手伝うかどうか、記憶と照らし合わせて冷静に分析しているようだ、と言う。
2:男女とも、脳の発達には栄養が大切である。とりわけ3歳児まで。
3:恋は男女とも、18ヶ月から3年で終わる。賞味期限があるということだ。だから結婚と言う縛り(子供を持つ)が必要なのだそうだ。ちなみに、離婚には4年周期説があるそうだ。恋の賞味期限とほぼ一致している。
4:男女の喧嘩はパターンがあるそうだ。男女とも、批判的で、見下す言い方から始まり、双方は防御戦に入る。男は心拍数が上がり、やがて、黙ってしまう。女は、心拍数は正常で、過去の記憶を捜し求め、論戦に臨む。女は顔色を読む。男は出来ない。
5:病気に性差がある。女には、うつ病、アルツハイマー、脚気が多い。男には自閉症、痛風が多い。癌は男が倍以上掛かりやすい。
6:地図の読み方の違い。男は、距離感、方向感覚で、読み取るが、女は、目印で読み解く。つまり、結果的に能力に差はない。情報処理の方法が違うだけで、説明文などの作り方で差があるように見えるらしい。
<読書>
「よろずや平四朗活人剣」上/下 藤沢周平
周平の作人には、3つに分類できる。その中の「市井生活の中の事件簿」。時代探偵物語である。筋書きの巧みさもさることながら、市井の人情の添え方がなんともいえない味がある。
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