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2009年2月10日 (火)

五里霧中

 ここスウォン市は、このところ、毎日、霧の深い朝を迎えている。今日は特別だ。隣のアパートもかすんでいる。寒暖の差が激しいからである。まるで、今回の経済危機の先行きを見ているようだ。先の見通しが全く読めない。

 日本から聞こえてくる企業の決算予想状況では、日本株式会社は一蓮托生の様相である。もっとも優良企業とされていたトヨタは一兆円以上の昨年の利益から、3500億円の赤字になるという。一方電機業界も日本株式会社の牽引役であった。その中のトップであるパナソニックも一転して、3000億円ほどの赤字に陥ると予想されている。日立はなんと7000億円の赤字の見通しだそうだ。しかし、決算予想発表に、2業種で大きな違いが出ている。

 トヨタ(自動車産業の代表)は「臥薪嘗胆」型の対応が目立つ。つまり、今は、我慢。内部力を「切磋琢磨」して磨き、「是々非々」で来る日に向けて「虎視眈々」と情勢を呼んで、危機を乗り越える対策になっているように読み取れる。

 一方、パナソニック(電機業界の代表)は「創造的破壊」型の決算発表になっている。不良資産の売却、人事整理などの、構造改革費用が赤字の大部分を占めている。今を「千載一遇」のチャンスと捉えて、「心機一転」蒔き直しを図ろうとの意思表示に見える。ドッグイヤーから、マウスイヤーになった「朝令暮改」の業界であるからだ。

 日本株式会社の経営建て直しは、待ったが許されない。「絶体絶命」状態である。二種類に分かれたのは興味がある。いずれの対策についても、「虚心坦懐」「当意即妙」「一気呵成」でなければならない。ましてや「優柔不断」など、あってはならない。

 さて、ボケ爺なら、どんな策を考えたかな?呆けた頭では、「色即是空」かな。でも何時までも空っぽ!だろう。

<読書>

「四字熟語ひとくち話」岩波書店編集 岩波新書

少しは四字熟語など、ふんだんに使ってみたいものだ。これを読むと、教養のないことが改めて分かってしまい、「意気消沈」を起こす。ちなみに、上述に出てくる四字熟語は、この新書には出ていない。

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