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2009年2月26日 (木)

米アカデミー賞

 アカデミー賞、おめでとう。手放しで嬉しい。このような、文化面の活躍が高く認められることは、本当に良い事である。作品の内容は全く知らない。滝田洋二郎監督「おくりびと」加藤久仁監督のアニメ「つみきのいえ」いずれも人間の深遠に迫っている。乾燥した人間の心に、メスを入れたことであり、世界中で認められる事は、人間共通点があるのだろう。

 ボケ爺は、全ての現象は波動であると思っている。経済も、地球温暖現象も、気象異常も、量子も、生物の生態も。長い周期もあれば、短い周期もある。ノイズもある。それらが、重なり共振する事もある。共振の時は深刻だ。バランス作用が必要となる。

今回の経済危機は、人間の欲望の拡大と貧困の拡大の周期が一致して起こしたこととも考えられる。歴史を見てみると、江戸時代の周期的に起きている経済危機。自然災害と、政治における権力の欲望が周期的に一致した事で大きな社会混乱を起こしている。不思議と、人間は危機を受け入れて、結構、心が豊かになっている。心豊かとは、そこには、文化が拡大している。芝居や、版画や、お祭りや、お参り旅行、など、文化面が盛んになるのだ。

バランスを取るように働く現象が、文化だと思う。だから、映画とか、文学とか、絵画のような芸術、音楽芸術、デザイン、アニメ、歌謡曲、何でもいい。体で表現できるものだ。それが文化であり、バランスを保つ(共振を減衰させるように作用する)には文化が重用だ。

品格も、清貧も、形而上的な精神論では解決しない、関係ない。ボケ爺は、今回のアカデミー賞が嬉しい、これを励みとして、多くの人が文化(芸術、アニメ、映画、デザインのような遊ぶ空間)に目を向けるべきである、と思っている。職人のような世界が良い、と思っている。

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2009年2月22日 (日)

砂漠の緑化に期待

 早くも始まった黄砂、春が怖い。年々増えているという中国の砂漠化。これを救える事は出来ないかと取り組んでいる人々、企業がある。

 砂漠が進むということは、元は緑地だった訳だ。少なくとも、そこまでに戻せないかと思うのは、誰しも同じだろう。長年の研究からは、土(砂)が、簡単に移動してしまって、種が固定できなくなるからだ、とする。土()を移動しないように工夫すれば、良いと言うところまでは解明できてきたらしい。だが、とてつもなく広大な砂漠地帯である。

 一つの課題が、植物が根付いた後は、砂の固定材料が邪魔になる。生分解してくれる材料の開発が条件であった。その可能性の材料が、東レの開発した「生分解性のポリ乳酸(PLA)繊維」商品名は「エコディア」である。

 一方、中国では、伝統的な緑化工法があった。その名は、「サンドソーセージ工法」と呼ばれている。砂をチューブの中に入れ、ソーセージ状にして縦横に網の目のように敷き詰めて、風が少々あっても、砂の移動を固定出来る方法である。今まではそのチューブが風化しないので耕作できない。そのチューブ作りに、「ミツカワ」福井県の編み物企業の技術を使って、ストッキングのようなシームレスのチューブを東レの「エコディア」で編んで、提供している。

 中国内モンゴル自治区の大学、林業研究所などと、実験を行って、かなりの成果を得ているようだ。2007年に敷設して、翌年の08年には、草地化してきている事を確認できた。ポリ乳酸は35年で、水と二酸化炭素に分解するそうだ。最後の課題は、コスト面である。何とか頑張って、砂漠の緑地化に期待をしていきたい。

<読書>

「アイデアのちから」チップ・ハース、ダン・ハース 日経BP

ヒット商品にはわけがあるという。そのアイデアの基本は、1)単純明快、2)意外性、3)具体性、4)信頼性、5)感情性、6)物語性である、と闊歩している。

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2009年2月21日 (土)

一次産業の再生

 食糧危機が限界まで達している。それに、経済危機である。食料戦争に至る可能性がある。雇用確保も重要な一つである。一次産業の、農林漁業は、創造が進んでいない。今こそ、一次産業の復活を目指すべきだと、ボケ爺は言い続けている。実はこれには、亡き親父の思いがある。親父は、公務員であったが、「農業を継いでくれる者はいないか」、と機会あるごとに、要望していた。その頃は、たかが7反ほどの田畑でなにができるのだ、とバカにしたものだ。

 親父の弁は、「生きるには、先ず食料の安定供給が必然である。」が基本思想で展開する。1)農業を工業化する技術を開発すべきだ。2)自給自足の可能な技術を開発すべきだ。の二点に絞られていた。農業は自然を相手にするが、それを学べば必ずや工業化できるはずだ、と言っていた。

 今では、遺伝子工学が出来た。制御工学から、農業ロボットが可能だ。再生医療も進んでいる。エネルギー改革も起きている。今こそ、一次産業の再生に取り組むべき、グランドデザインを描ける時が来た。

 農業においては、農業物の見直しと、人工栽培の機械化。食品加工技術の創造。さらに、家庭菜園の機械化。食糧確保の、集中と分散化を図り、外需依存を減らす事である。加工技術の向上では、完全機械化を目指し、食の安全からも、中国依存を避けるべきである。

水産業(漁業)においては、人口養殖の更なる発展を期待したい。人工孵化の科学化技術の拡大、海水のクリーン化に機械化の力を。昔は、牡蠣の栽培、海苔の栽培、真珠などに生産性向上の創造性があった。さらには、加工後の廃物の再利用技術も大切である。さらには大陸棚の再生事業も大切だ。政府は資金を大幅に投入して、是非、創造性に活力を与えたい。

林業は、何といっても、枝打ち伐採ロボット、成長加速遺伝子の開発。(花粉の出ない杉に木の開発など)土壌改造にも遺伝子工学を。国内材料の保護政策が必要である。雑材の再利用の創造。材料加工技術の創造の必要性である。

そのためには、行政の機構改革も必要だ。農業の規制事項など、変更が必要である。政府の積極的な資金援助が大切である。雇用創造を行うべきである。8%ぐらいの人口を20%ぐらいに増やせるのではないだろうか?これらの技術は輸出できて、内需を脅かすことなく世界に貢献できる。海外で指導員として働ける。

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2009年2月19日 (木)

対等な日米関係を!

 ボケ爺は、政治問題は苦手だしよく分かっていないが、今の政府の対応は歯痒い。アメリカが、クリントン国務長官が日本を選んだ。オバマ大統領が、外国の首脳の中で、日本を一番にホワイトハウスに招待した。名誉あることだと、クリントン国務長官も言い、外務省も、我々の成果だと、大喜びである。日本の閣僚や、報道陣が浮かれて騒いでいる。日本人は単純無垢である。アメリカは、こんな日本の特徴をよく研究している。今回のクリントンのアジア訪問も、良く考えられていて、戦略的だ。

 日本は、沖縄のグアム移転問題に、来日早々調印させられた。国内では、まだ調整されていないにもかかわらず、何故「協定」調印できるのだろうか?麻生首相との会談の中身は、課題の列挙でしかない。それは、外務相の仕事だ。首相の仕事ではない。「日米同盟の戦略の中身」のはずだ。しかし、アメリカはその方がありがたい。次は、ホワイトハウスで、お金をむしり取る協定にサインだけさせればいいのだ。

 麻生内閣は長くない、と思っている。しかも、麻生内閣はしっぽを振るブタと考えているから。倒れるまでに、早く調印させてしまいたい。だから、急いで、2月に招聘したのだ。意図ははっきりしている。「ブタも褒めれば木に登る」と思っているのだろう。

 一方、小沢代表との会談は、アメリカが複眼で日本を見ているからである。小沢との対談では、小沢が首相になると、日本は「一筋縄ではすまない」、と印象づけたと思う。小沢は課題の抽出ではなく、はっきりと、「対等な日米関係の戦略」が成り立たないと個別課題に踏み込めない、と主張した。ボケ爺はすっきりした。

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企業生態学

 昨今の雇用不安から、何時の時代も、長期に不安のない、安定雇用の公務員に人気が集まっている。だから何時までたっても公務員は、最も生産性が悪い労働者のままである。給与を削減するべきだ。

 経済危機の需要変動の調整弁として、人権費抑制構造を、何に求めるか、伝統技術の守りをどう確保するのか、の二点に焦点が当たっている。三次産業のサービス業の金融業、流通業、その他は、福祉などの新しいサービス業の創造、活性化、飲食サービス業などの拡大で、雇用調整がなされている。一次産業も人材募集をしているが、農林漁業ともいまひとつ人気がない。ここには産業創造性がないからだ。

 雇用調整は、ワークシエアリングが当然だと思う。昔は、兼業勤労者が多かったので、さして課題にならなかったか、と思う。ボケ爺の田舎でも、農業と会社務めとを両立されていた人が多かった。近年の工場立地が、工業団地とか、中堅都心に集中しているので、外部人材に頼った。副業も難しい。企業も許していなかった。

 違う見方をすると、日本は個人主義が慢栄してきている。自分さえ良ければよい、と言う時代背景がある。人材流動性が行き過ぎて、「企業への忠誠心」がなくなってしまった。企業も生産調整に解雇は当然だと考えている。

共同体意識があった頃は、結構、ワークシエアリングなどを、受け入れてきた。ボケ爺も、何度かの経済危機を経験してきた。その都度、残業禁止、賃金カット、一時帰休、ボーナスの現物支給など。企業運命共同体、勤労者間の共同体意思が強かったので受け入れられたのだ。良い人材が残り復活が出来たのかもしれない。企業は、人材で決まる。永遠に人材は人財である。

 日本企業を強くするには、さらに良き人材を求めて、外部人材は活用すべきである。共同体の保護主義、年功序列の強化など、極端に走らないようにしたい。

 ボケ爺、いつも思うのだが、いろんな課題の解決法には、「バランス感覚」がもっとも重要だ、と考える。バランス感覚理論には法則が作れない。外部要因で、変わる、だから厄介だ。産業界のバランスも大切である。二次、三次産業に偏り過ぎた。さて、結論は?

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2009年2月18日 (水)

マヤ文明

 先日、NHKで、文明遺産特集を連続で放送していた。確か、マヤ文明が最後だったと思う。いたる地域で、文明遺跡が見つかっている。「必ずしも、地形的に有利な状態ではない」と思われるところに、多くの文明が発達し、衰退をしていった人間の歴史の不思議に出会う。ここ、5千年、否、1万年前は、人生の発達など、地球の誕生からすれば、ほんの一瞬なのだ。

 南アメリカの、インカ文明は、3000m級の高山での文明の発達である。膨大な労働の酷使により文明を謳歌したようだ。南アメリカの西地域のほとんどに交易道路を構築し、交易の発展と、山の高さを利用した農業の開拓で、反映していたという。ミイラが沢山発掘されるので有名である。遺跡発掘もかなり進んでいるようだ。

 マヤ文明は、アマゾン奥地に、ひっそりと遺跡が残っている。遺跡発掘は進んでいるが、これからである。このピラミッド遺跡は石灰岩の上であるらしい。水の確保に技術を使っていたようだ。漆喰(この技術は世界中で見つかっている)で、水路、貯水池を作っている。それに、天文学が進歩していたという。さらには、物理学者で、俳人でもある、有馬朗人によると、‘0’を使っていたようで、インドの6世紀ごろの発見と言う説だったが、遥か昔に、発見されていたことになる。さらに20進の計算も駆使していたようだ、と言う事である。一方、言葉の活用はほとんど出来ていないという。

 不思議に思うのは、同じような文明が各地で、独立に発展をしていた、という事だ。また、反映と衰退の繰り返しであるということだ。近年でも、文明とはいえないかもしれないが、多くの帝国が、場所を移動しながら、繁栄と衰退を繰り返している。栄華を極めると、マンモス化して、中央政権の息が及ばず、末端から衰退をするのか。それとも、栄華の反映の元で、政権勢力の争いによる衰退なのか。

 ドッグイヤーの今日、アメリカからの経済危機は、アメリカ帝国の衰退の始まりであるのかも知れない。アメリカ通の、大前研一が「さらばアメリカ;小学館」と言う著書を緊急出版されたらしい。ボケ爺も、NHKの報道を見ながら、同じような事を考えていた。

 クリントン国務長官が、真っ先に日本を訪問したと、日本の報道陣は大喜びだが、アメリカの腹の中は、日本に、ドルでの経済援助の要求、軍事費(アフガニスタン、極東軍事強化)の分担の増額である。日本からの主張はほとんど出来ないだろう。日本は言いなりになるだろう。応戦できる戦略を持っていないからである。(相変わらず拉致問題だけの依頼だ)

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2009年2月16日 (月)

はずかしい!!!

 昨夜と今朝のNHKのニュースで、G7での、中川昭一財務相の様子が異常である。先ず、記者会見、「しどろもどろ」何を言っているか、理解できない。さらには、財務相にもかかわらず、日本の現状の数字を間違える。何時もことであるが、あの暗く、不機嫌な顔は何とかならないか?世界の会議に出ても、また、他国の要人との会談も、あの鬱病そうな顔での面会である。日本の恥をさらけ出している。本当に何とかならないのか?

 各国の財務担当、中央銀行担当は明るく、仲良く、盛んに、議論する姿が見えて頼もしく思えるが、日本はどうか、白川方明日銀総裁が、盛んに話しかけているのに、中川昭一財務相は寝ているのか、聞いていないのか、全く反応していない。隣のアメリカの二人とは正反対である。日本の恥である。恥ずかしい!!!

 中川財務相のその後、弁解も聞こえてきたが、「機内で酒を呑みすぎた、それと風邪薬を飲んだため」?それ自身、不謹慎である。スポーツ選手なら、ドーピングに相当するであろう、出場停止、永久追放に相当する。「即刻、解雇せよ。」ついでに、任命責任を持っている麻生首相も同罪である。一緒に退任だ。

 なぜなら、128日の衆議院での説明の議事録に対し、26箇所(全て数字である)も、修正を衆議院事務局に申し出ている。これ自身異常である。財務といえば全てが数字である。その肝心の数字が、説明の時に、間違っていたとは、財務相の器ではない。こんな単純な間違いがあったことを、何故、報道しないのか?今日の報道にも課題が多い。子供っぽい、揚げ足取りだけだ。本質を報道して欲しい。

 ボケ爺、我慢が出来なく、緊急のブログを書くこととなった。繰り返す、「はずかしい!!!」

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2009年2月14日 (土)

ヒロポンの思い出

 最近、大麻事件が多い。先日は、東芝のラグビー部員が大麻を吸っていたとして、日本選手権の出場を辞退した。個人の責任を集団で責任を取るのは日本ぐらいかもしれない。相撲界はどうだろう。管理責任者は当然だとしても、部屋は存在していく。大学の学生も、有名大学でも摘発されている。大学の責任者は、謝るだけで、身分が怪しくなる事はない。

 少し前だけれど、同志社大の女子学生が、大麻を隠し持っていた、と報道された時に、ついに、女学生までに及ぶ事になったか、と、世の変貌振りに、少々考えるところがあった。大学はどんな責任を取ったかは、明らかにはされていない。

 その時、ボケ爺の、55年ほど前の、小学校時代の出来事であった。ヒロポンと言う言葉を思い出したのである。ヒロポンと、大麻がどんな関係にあるのかは、全く理解していない。ただ、幻覚作用があり、服用を続けると、止められなくなるらしい。アル中のようなものだろう。

 小学校時代、母方のいとこは、夏休み、母方の家を合宿場にして泊まり歩いていた。叔父は町医者をしていた。その時に、二度ほど怖い経験をした。いずれも、寝床に入ったときであった。裏ドアが激しく叩かれて、女のかん高い叫び声が聞こえる。叔母と叔父は、激しく言い合っている。女性は、「ヒロポンを・・・」、「ヒロポンを・・・」と相変わらず、かん高い声を張り上げていた。裏戸から入ってきて、診断室に入り込んだのだろう。ガラスの壊れる音がした。暫くすると、大人しくなっていた。「騒いで済みませんでした」と帰っていった。襖を少し開けて、覗き見をしていたのは、恐怖心からの好奇心からある。若い女性であった事が思い出される。兎に角、その暴れようは、すさまじかった。 世の中が貧しかった時代の女性が自活する苦しみからの自活であったのだろう。今は裕福な時代の、堕落の好奇心からだろう。

ボケ爺の幼少の頃の、なんとなく、薬物はいけない、と、教えられた夏休みの思い出である。どうして、大人しくなったかは、今ではよく分かる。亡き叔父は苦しい立場だったのだ、と同情できる。

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2009年2月12日 (木)

アメリカの本音、の考察

 オバマ大統領に代わったアメリカは、日本をどう見ているのだろうか?日本からは、オバマ大統領に期待をする声が大きい。しかし、オバマで決まるわけではない。最大の友好国といって、日本に甘い言葉を掛けてきたブッシュ、それに乗って、多額の戦費を支援したお人好しの日本。今後も、金が、ドルが欲しいから最大の友好国と言い続けるだろう。安全保障を結んでいる仲間だと言うだろう。本心からだろうか。

 第五世代の戦闘機の選択から考察してみよう。国産か、共同開発か、購入か、揺れ動く様がそれを物語っている。平成に入った頃、21世紀の戦闘機の自国開発に関心を持って議論されていたはずである。「現在の零戦」の期待を横目に、アメリカの圧力から、FSXと言う、日米共同開発に落ち着いた。しかし、その共同開発が、双方の思惑から、遅々として進まない。日本は、日本の技術を押し付けるため、無理な仕様をいい、アメリカは、本気で開発する気がないので、まともに応じない。結果は、F16の変形にとどまった。それはF2と呼ばれ、中途半端な仕様で未だに飛んでいない。

その間、アメリカは、F22を開発して、世界一優秀な戦闘機であるといわれている。それを日本が欲しいといえば、最先端の技術を搭載した軍用機は秘密であり、日本には売れないと、冷たくあしらわれている。

それではと、日本は第6世代の戦闘機の検討を始めている。「心神」と言うらしい。日本は、対米を配慮して、待ったを掛けている。アメリカもこれには不愉快だ。だから、心神の空洞実験の設備を日本には貸してはくれない。アメリカは、再び共同開発を申し出ている。F35の変型版のF35/CDである。日本はFSXと同じ憂き目にあるだろう。それがアメリカが日本を支配する戦略だからだ。

ボケ爺、飛行機には興味があるがあり、国産化を願うが、さて、日本の技術力は何所まで出来上がっているのだろうか。さらには、両国間の感情を眺めるのはさらに面白い。アメリカの「ノーモアー零戦」「リメンバー、パールハーバー」は今日も、未だ健在であろ。

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2009年2月10日 (火)

五里霧中

 ここスウォン市は、このところ、毎日、霧の深い朝を迎えている。今日は特別だ。隣のアパートもかすんでいる。寒暖の差が激しいからである。まるで、今回の経済危機の先行きを見ているようだ。先の見通しが全く読めない。

 日本から聞こえてくる企業の決算予想状況では、日本株式会社は一蓮托生の様相である。もっとも優良企業とされていたトヨタは一兆円以上の昨年の利益から、3500億円の赤字になるという。一方電機業界も日本株式会社の牽引役であった。その中のトップであるパナソニックも一転して、3000億円ほどの赤字に陥ると予想されている。日立はなんと7000億円の赤字の見通しだそうだ。しかし、決算予想発表に、2業種で大きな違いが出ている。

 トヨタ(自動車産業の代表)は「臥薪嘗胆」型の対応が目立つ。つまり、今は、我慢。内部力を「切磋琢磨」して磨き、「是々非々」で来る日に向けて「虎視眈々」と情勢を呼んで、危機を乗り越える対策になっているように読み取れる。

 一方、パナソニック(電機業界の代表)は「創造的破壊」型の決算発表になっている。不良資産の売却、人事整理などの、構造改革費用が赤字の大部分を占めている。今を「千載一遇」のチャンスと捉えて、「心機一転」蒔き直しを図ろうとの意思表示に見える。ドッグイヤーから、マウスイヤーになった「朝令暮改」の業界であるからだ。

 日本株式会社の経営建て直しは、待ったが許されない。「絶体絶命」状態である。二種類に分かれたのは興味がある。いずれの対策についても、「虚心坦懐」「当意即妙」「一気呵成」でなければならない。ましてや「優柔不断」など、あってはならない。

 さて、ボケ爺なら、どんな策を考えたかな?呆けた頭では、「色即是空」かな。でも何時までも空っぽ!だろう。

<読書>

「四字熟語ひとくち話」岩波書店編集 岩波新書

少しは四字熟語など、ふんだんに使ってみたいものだ。これを読むと、教養のないことが改めて分かってしまい、「意気消沈」を起こす。ちなみに、上述に出てくる四字熟語は、この新書には出ていない。

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2009年2月 9日 (月)

男と女

 NHK番組で報じられていた。最終的には、男(Y染色体)は遅くとも500万年後には消滅するであろう。生き残るには、Y染色体が、XX染色体に、紛れ込む変化を期待するしかないそうだ。

 男女を産み分けたボケ爺も、感じることは、男の育児には目が離せない、気難しいのである。男と女は永遠に「なぞ」である。自然界はオスメスを作り、生殖を中心とし営みで、自然の変化に耐え、共同、共生の社会を作り上げて来たのであろう。生誕150年になるダーウィンの進化論の基本なのかもしれない。

 そこで、男女の違いの最新研究の一端が紹介されていれていた。

1:相手の選択要素について、男は視覚で見極める。胴回りと腰周りの幾何学的な関係で、710の比率を好んでいるらしい。(痩せ型、肥満型、とも)女は、父親にふさわしいかどうか、子育てを良く手伝うかどうか、記憶と照らし合わせて冷静に分析しているようだ、と言う。

2:男女とも、脳の発達には栄養が大切である。とりわけ3歳児まで。

3:恋は男女とも、18ヶ月から3年で終わる。賞味期限があるということだ。だから結婚と言う縛り(子供を持つ)が必要なのだそうだ。ちなみに、離婚には4年周期説があるそうだ。恋の賞味期限とほぼ一致している。

4:男女の喧嘩はパターンがあるそうだ。男女とも、批判的で、見下す言い方から始まり、双方は防御戦に入る。男は心拍数が上がり、やがて、黙ってしまう。女は、心拍数は正常で、過去の記憶を捜し求め、論戦に臨む。女は顔色を読む。男は出来ない。

5:病気に性差がある。女には、うつ病、アルツハイマー、脚気が多い。男には自閉症、痛風が多い。癌は男が倍以上掛かりやすい。

6:地図の読み方の違い。男は、距離感、方向感覚で、読み取るが、女は、目印で読み解く。つまり、結果的に能力に差はない。情報処理の方法が違うだけで、説明文などの作り方で差があるように見えるらしい。

<読書>

「よろずや平四朗活人剣」上/下 藤沢周平

周平の作人には、3つに分類できる。その中の「市井生活の中の事件簿」。時代探偵物語である。筋書きの巧みさもさることながら、市井の人情の添え方がなんともいえない味がある。

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2009年2月 2日 (月)

米国の変化に女性トップ

 あのヤフーのCEOが、キャロル・バーツに変わった。女性トップである。マイクロソフトの提携、買収問題で揺れた1年であった。今回の経済危機でもヤフーは安泰ではない。経営危機脱出に、今後どんな「変化」に挑戦するのか見ものである。

 それにしても、アメリカは女性のトップが目立つ。トップ500社の内、13名が就任しているようだ。話題になったHPのファリーナ氏はすでに引退した。有名なところでは、デュポンに、エレン・クルマン氏、すでに、バイオや、代替燃料に経営の基軸にシフトさせている。さらには「安全」と言う事業セグメントを作りつつある。

 ペプシコには、インドラ・ニューイ氏である。多彩な商品を抱える食料・飲料会社に変貌させている。脱炭酸への変化も進めている。ゼロックスのアン・マルケーヒー氏は、経営改革を自己否定から始めている。無駄なコピーを排除し、コスト削減(コピー機を削減しよう)を提案して、「サービス業」を売り物にする企業に変換を図ってきている。

 女性は、「変化」に柔軟な思考があるのだろうか。今後の活躍が楽しみだ。それに、今回の経営危機をどのようにして、切り盛りするのかも、期待と、手腕に注目していきたい。こんな時期、経営トップの男と女、どんな手腕を発揮するのだろうか?ボケ爺の人生での楽しみな見学会である。

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2009年2月 1日 (日)

立春

 正月が明けてから、初めての休日。正月の時の厳冬と比べれば、穏やかな土曜、日曜日となった。ここ、ソウルの南、スウォン市では、日中は5度ぐらいか。昨日は久しぶりに、休日出勤、至る公園には、お年寄り、孫を伴って、日向ぼっこである。今日も、浮かれて、「ホーム・プラス」と言う大型スーパーに買い物に出かけた。往復で、歩いて2時間ほどである。物価は、日本の2割~3割高いかな?よく生活が成り立つものだ、と感心をする。のどかな日にこそ、のんびり川柳を詩ってみよう。

朝風呂で 鼻歌歌う 独り者

バカとボケを 酒でごまかし 一人寝る

無一文 思わず笑い 手を合わす

古本を チョコマカ買い 暇つぶし

口説いても 夢の中まで ままならず

よく見れば 娘おいとが 気にかかり

恋慕情 あくびの口を 思い出す

初孫が ジージ、ジージと笑顔 ふりまいて

初孫の DVD長すぎて あくびでる

思い出す 金はあるかと 子供たち

金を如何 とたんに不機嫌 妻の顔

言うだけを 言えば夫婦は 別れて寝る

夢の中 メガネをかけた 妻がいる

帰国した 何か用かと つれなくて

XXが 居るから悪いと Y悩む

お粗末でした。

<読書>

「田辺聖子の人生あまから川柳」集英社新書

言う事なし。川柳とはユーモアのかたまりだ。人生、笑いが一番。

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