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2009年1月12日 (月)

雇用無惨

 世界中で雇用解雇が激しさを増している。ニューヨークでも、路上生活者(ホームレス)が増えて、最悪の状態になってきているという。日本では、年越し村など出来て、500名ほどがボランティアの手助けに涙したという。名古屋でも某公園に青テントが急増しているらしい。

 派遣とか、季節雇用とか、議論をしているが、経済変動による供給調整には、労働力の柔軟性が無くて成り立たない事は明らかである。製造業では、多くがアジアに逃げていって行ったから、この程度で済んでいるかもしれない。円高がこのまま推移すれば益々、海外に移る事も考えられる。雇用確保とは難しいものである。

 日本は間接業の効率が悪い。給与が高く、原価高になる。世界での競争力をなくしている。経済競争力以上に給与を上げすぎた。国内価格を高くして、海外価格を安く、赤字を出し、損益トントンの事業の姿は、「哀れ」といわざるを得ない。国内価格が高くて良いので努力しない。商社は輸入で金儲けをたくらんで、肥満した国民から摂取している。金融損保業は、公的資金(税金)を搾取している。

 社員を削減しないで、危機を突破する方法を、国民全体で、無い知恵を絞って考えなければならない。国民全体が日本の矛盾に気がつき、危機感を共有しなければ、真の回復はありえないだろう。税金を搾取されないようにしなければならない。

江戸時代にその知恵を授かる事だって考えるべきではないか?至る所に知恵があった。管理職の月番制、一種のワークシエアリングである。武士の異能開発、つまり、得意な仕事を探す自己啓発である。武士(サラリーマン)が農業を営む事は当たり前であった。若者は田舎に帰ろう。そろばんが得意なら商(サービス業)へ、モノ作りが得意なら工(職人)へ、自分が出来る物を探す、これが異能である。

我々はグルメだとか言って、その食材を世界中から集めて、世界の食材を食べつくす。その日本人の姿は、「大食お化け」と外国人は言う。格差ではない「贅沢病」と言う矛盾である。

 

<読書>

「消えた女」藤沢周平 新潮文庫

江戸の生活を学ぶには周平の作品は最高である。癒されるし、生活の仕方を考えさせられるし。これからの政策も考えさせられる。

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