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2008年11月 1日 (土)

リニアーカーは必要か?

 高度成長主義がバブルを生む。日本は、高度成長に成功して、世界で二番の経済大国になったと喜んでいた。バブル崩壊後、二十番以下になり、悲観していて、ようやく回復したと喜んだ途端、アメリカ発のバブルに見舞われている。国民感覚からして、今日のバブルが悲壮だとは感じていないのではないか。十分に贅沢な暮らしをしている。

 政府をはじめ、企業においても、高度成長を今一度と、金切り声を発している。そうしないと経営者失格になるからだ。JR東海も同じ事である。51千億円もの投資を自前(借金)でして、これからの低成長時代に採算が合うのか?きっと高い運賃なるだろう。名古屋東京間が40分、通勤圏内と言う。大阪も1時間で通勤圏内も可能と言うことだ。政府がこんな物を認めれば、東京一極集中は止まらない。政府自らが、地方崩壊を推薦している。日帰り出張、構想道路網、高速での時間差縮小の高度成長政策を取り、結果は低成長だ。地方列島はシャッター街とされてしまったのである。

 つまり、高度成長と言う御旗の下、その投資のために、借金のための借金と、借金を積み重ねるからだ。本当に国債は返せるのだろうか。年金預金運用は、貸し倒れになるのではないだろうか?そのことを誤魔化すために、税率を上げると言う。リニアーカーは本当に必要なのか?その借金の返済に、在来線の新幹線料金を当てるという。その分下げてくれた方が、豊かな生活が出来る。道路公団と同じ思想である。これがバブル思想である。

 ケインズ経済原論は、有効需要原理を見つけたことにあり、投資が総生産を押し上げると言う。だから、誰もが高度成長のために、巨額の投資をする。行き過ぎた投資が、バブルを作っていく。金融機関も赤字だというのに、投資、投資に向かっている。何を考えているのか?バブルとは「高度成長のつわものどもの夢のあと」である。

 人口も減ってきている。十分に生活も出来ている。これ以上の高度成長は必要ないだろう。急ぐのを止めよう。投資を止めよう。

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