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2008年10月16日 (木)

金融危機政策の欺瞞

 またまた、株が暴落だ。全世界で、公的資金の投入が出来て、これで落ち着くと言っていたのに。(アメリカの大手銀行など、迷惑だ、と言っているようだが)

 経済学に、全く疎いボケ爺が言うのもおかしいけれど、経済界の説明は、翌日には変更される。それを欺瞞と言わずしてなんと言おう。株から、石油、穀物など、先物商品に投入されて循環している。その時は、「経済は基本的に健全」と言っていたのは、2ヶ月前であった。ガルブレイス曰く、「そんなせりふが頻繁になったら、うまくいっていないと思え」と言っていた。本当だ。政策後も、「これで危機を乗り越えた」は、やっぱりダメだった。リーマン・ブラザーズがいい例だ。

 疑問が沢山ある。ここに書ききれないが、基本は、何だか、「アメリカの戦略にはまっている」ように思えてならないが?

1:世界一斉に、公的資金が投入できる。そのお金は今まで、どこに眠っていたのか?国債を発行するとは言っていないが?誰かが持っていた。それも現金で?短期金融資金も、あっと言う間にばら撒かれる。何故そんな現金が隠れていたのか?

2:現金化しているのはヘッジファンドが一番だと言っている。これは信用取引だったのか?(空買い、空売り)この現金はどこの投資家にかえるのか?

3:なぜ、金融関係だけが直接救われるのか?つぶしてしまったら、何故悪いのか?自由資本主義、自由競争社会ではなかったのか?潰れるところがあっても、立ち直るところもあるはずだ、ではなかったのか?金持ち金融企業だけを助けるから、格差拡大に繋がるよ?

4:今の金融危機は、日本のバブルと同じで、「日本のその時の金融政策を学べ」と政治家、経済界の人々は鼻高に言うが、本当に日本の政策は正しかったのか?何十年も回復していないが?まして、未だに国民は痛みが続いている。

5:日本の緊急経済政策の必要性の合理的な理論の説明もない。これが出来る根拠も分からない。出来るなら恒久的に続ければいいのだが、どうして出来ない?自社株買いを無制限に許す、どうして規制していたのか?

 マクロ経済論が全くないのが不思議である。ボケ爺のマクロ経済は、次の、どちらかである。

1:経済の拡大を期待して、今回の政策を我慢する。格差拡大政策である。

2:要は、金余りだったのだから、特別の政策はせず、潰れる企業はつぶして、縮小経済で、我慢して、循環経済社会を築く。

 1項を取れば、きっと、石油産出国バブルとか、中国経済バブル、(民族闘争も含めて)が起こる。

 2項を取れば、貧しいが、平和な世界になるだろう。

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