読字障害
読字障害って知っていましたか?NHKワールドで放映されていた。ボケ爺のバカさ加減は、直感で、ここから来ていると思った。弁膜症の高血圧が55歳で分かった時と同じように、64歳にして、納得である。
医学的には、脳の学習障害であり、ディスレクシャ(Dyslexia)と言うらしいが、この定義は、モット広い。アメリカでは、10%以上、日本でも5%以上と言われているようだ。ボケ爺は、国語が苦手であった。読めない、書けない、すれすれの成績であった。その分、絵画は得意であった。絵もさることながら、モノ作り、つまり立体系はすぐに想像できたし、創造もできた。小学校で、理科の時間で、モノ作りのときは、いつも臨時講師を勤めてきた。それだけが自慢であった。
この読字障害者は、視角的な思考、多次元的な思考、直感的で、創造的なことが優れているらしい。NHKの放送では、代表者として、モンタナ州立大学のジャック・ホーナー考古学博士を紹介していた。大学で学生の論文が読めないそうだ。読み書きの語学は小学校3年レベルだそうだ。しかし、骨格の一片を見ただけで、どの部分の骨かすぐに分かる。地形を見れば、恐竜のありかが想像できる、という。
他にはどんな人が?居るは、居るは、数学者では、ポアンカレー、ボーア、などなど、政治家では、ジョン・F・ケネディー、ジョージ・ワシントン、発明者では、トーマス・エジソン、グラハム・ベル、実業者では、フォード、デッド・ターナー、ウイリアム・ヒューレット、画家では、ピカソ、ダビンチ、岡本太郎、などなど。詳しく知りたい人は、ウィキぺディア(Wikipedia)で調べてみてください。
ボケ爺、ブログを書いたり、仕事で、報告書を書かなければならなかったり、プレゼン資料を作ったりで、孤独の慰めの読書で、読字障害にもかかわらず、無理をしてきた。その分、視覚的思考、直感的思考、創造性が劣化してしまった。元々、この方面が得意なはずが。早く仕事から解放されて、得意手に帆を揚げたい、と思っている。
<読書>
「葉桜の季節に君を想うということ」歌野昌午 文春文庫
2004年このミステリーがすごい、ベスト1と、帯にあって、思わず買ってしまった。退屈な前半に対して、後半は急に緊張が続く。立体想像が必要だ。
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