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2008年10月11日 (土)

経済人は嘘を言う?

 この1週間の出来事である。日本の株価は、52%、アメリカで、40%、ロシアで、61%、ロンドンで、41%であり、いずれも5年ぶりの安値である。しかし、今のところ底値が見えない。

 10日のアメリカも、G7の期待がありながら、8000ドルを割ってしまった。下げ止まらないのである。その他ヨーロッパも下げている。G7の行動指針の発表を、今までにない強いメッセージである、各国の評価は高いのだが、それは折込済みである、と言うのか?

 日本では、大和生命が破産。含み損を抱えている損保は4社になると言う。銀行は?アメリカでは、自動車メーカの株が1ドルと言う。多分、大胆な対策が行われることだろう。IT産業、エレクトロニックス産業は?どこまで、景気は縮小するのだろうか?日本も対岸の火、と見つめているだけでは済まされない。

 円高がドルにも、ユーロにも起こっている。輸出産業の成長で、何とか生き延びてきた日本は、完全に採算割れが続くであろう。アジア輸出の減る事は間違いない。一方、輸入産業の石油は、ドル安(20%)、原料安(40%)にもかかわらず、ガソリン価格は、13%程度しか下がらない。電力産業もしかり、食料加工業もしかり、値上げはすばやく、値下げは鈍い。漁夫の利で、ずるい企業が多い。

 残り少ないボケ爺の将来は全く不安である。厚生年金も大幅に運用赤字となっているであろう。公的資金の投入がどこまで出来る事か?この金融ショックの建て直しは、最低10年は続く、と思う。ボケ爺として、若者よ、しっかりせよ、とは、以前から言えないと思っていた。コメントも出来ない、さらにはアドバイスなど出来る訳がない。全く夢が持てないのだから。先行きの生活に夢が持てないから、仕事に夢が持てない事は明らかである。

 経済人は、なぜ、証券化商品がバブルの危険をよぶ、といわなかったのか?今になって、そこが問題だ、と解析しても遅い。さらには、レバリッジと言う元手の30倍の証券すらバブルであったらしい。誰が責任を取るのだろう。

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