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2008年9月30日 (火)

米国、株価777ドルの下落

 安定化法案が、共和党の造反で、否決された。その結果で、株価は777ドル以上の下落となった。これは尋常な事ではない。米国民にとって、「ウォール街の金融遊びに、何故、犠牲にならなくてはならないのか?」と言う率直な疑問であろう。

 日本の不動産バブルを発端とした、金融崩壊に、多額の公的資金が投入された。何故かの議論はなされなかった。国民の生活は良くなったのか?救われたのは金融機関だけである。しかし、預金利子などの還元は未だにない。本当に金融機関が崩壊していたら、竹中平蔵は「今の日本は無かった」と反論するであろう。アメリカから押し付けられた時価会計の犠牲でもあるはずだが。その日本の金融機関は、懲りずに、今が機会だ、とアメリカ金融機関に投資している。長期不景気が続けば投資は回収できないだろう。これ以上の公的資金投入はお断りである。

 アメリカの金融証券バブルの崩壊である。10年前の世界のGDP30兆ドル、株式、債券など金融資産が60兆ドル、その差、30兆ドル、06年には、格差は130兆ドルとなっていた。バブルである。ドルが急落すれば、世界資産が減ってしまう。つまり世界恐慌になる。

 日本の状況は、8月の鉱工業指数は最高の3.5%の下げ、失業率は4.2%の0.2ポイントの悪化、有効求人倍率は、0.86しかない。消費支出が4%ダウン。26年ぶりの貿易赤字に陥っている。輸出総額は横ばい、米国向けが21.8%ダウン、輸入額は17.3%増えている。原料高によるという。これ以上、輸出が悪化すれば、日本の製造業は厳しい。この事態で、日銀短期資金に65兆円も放出すると言う。ドル投資に回せ、と。もし回収が出来なければどうなるのか?世界協調の名目もいいが、本当に、この事態の先が読めているのか?日本の将来のシナリオを、日銀、政府は示して欲しい。説明責任があるはずだ。何一つ説明していない。国民に隠れてコソコソ勝手な事をしないで欲しい。

 ボケ爺、今日はBlogを休もうと思っていたが、持たざる者の僻みが出てきた。

<読書>

「春琴抄」谷崎潤一郎 新潮社

たまには古典もいい。いろんな人生があるものだ。

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