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2008年8月 6日 (水)

諦めの時代

 今はどんな時代なのだろうか?凶悪犯罪が続いている。日本だけではなく、世界的にも無差別殺人、やテロなどがある。それも、年々、若年化している。確かに、生きにくい時代になったと思う。

 ボケ爺の親父は、すぐに、「国家の理想は」、「お前の将来の夢は」、とか。新製品が出てくると、すぐに飛びついた。ご飯炊きが、薪から、ガスに、ガスから電器に、洗濯機、テレビ、自動車、と次から次と、夢が実現していった。

 見田宗介によれば、「理想の時代;1945~1960」「夢の時代;1961~1975」「虚構の時代;1976~1990」と分析している(社会学入門)。それでは、1990年から、バブルがはじけて、虚構の時代の極限で、今は虚構の終焉を迎えている。

 ボケ爺は、今の時代を、虚構でもかばいきれない「諦め」ムードが漂っていると思う。実現したい物がなく、期待もしない。虚脱感で一杯であり、悲壮感が漂っているのではないか、と、嘆きたい。

 五木寛之は、今の時代を「鬱の時代」だと言う。躁の時代が50年、これからは鬱の時代で50年が過ぎると言う。鬱は悪い事ではない、とも言う。ロハスや、スローライフ、消費を抑えてやりくりするエコロジー、テロとの戦いも鬱の成せる技である。鬱の時代は、人間の魂の奥への探求、心を見つめる。未来より過去を眺めなおす、歴史の研究の時代である、と言う。「生命跳躍の抑圧された状態」であるらしい。

 ボケ爺は、若者に未来が語れない。しかし、技術の行き詰まりに、ようやく、芽が出始めてききていると、期待している。もう少しだ、頑張ろう。

<読者>

「不可能性の時代」大澤真幸 岩波新書

何故こんなに息苦しいのか?といきなり尋ねられる。見田氏の説の、虚構の時代の次の今は、「不可能性の時代」であると言う。「何事も、出来ない、不可能に見える」、と言う。現実からの逃避のあり方であるらしい。一読をお勧めする。

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