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2008年6月25日 (水)

クリストファー・ヒル国務次官補

 北朝鮮の非核化の核放棄交渉の、アメリカ代表のヒル国務次官補は、よく分からない人である。6カ国協議の調整役として、今も君臨している。ブッシュ大統領のイラク安定化の失敗から、何とか、北朝鮮の非核化で、功績を挙げようと、焦っているように見える。

 北朝鮮を、交渉の場に引きずり出したベルリン会議までは、順調かな、と思いきや、凍結された預金を、北朝鮮は、北朝鮮が手に取ってからでないと、次の協議に移らない、となってから、何を約束していたのか、交渉の内容に疑問な事があからさまになってきた。ヒル国務次官補も驚いたかもしれない。英雄になれるところが、全く偽善者となってしまったからである。

 その後も、交渉を続けているが、内容が明らかにならない。各国も当てにしなくなっていた。そこで、今回は大幅も大幅、大幅に妥協して、「核計画書の提出」で、「テロ支援国家を解除」とする、と言う。ブッシュ大統領も、ヒル次官補も、ライス国務長官も任期までに、成果を強調して、名誉を確保しようと考えているようだ。元々、韓国も、ロシアも、中国も、お付き合いだったので、アメリカが、矛先を収めてくれれば何も文句はないはずである。

 それにしても、日本はどうだったのだろうか。拉致に固守して、いつも交渉の蚊帳の外に置かれていた。福田首相も、アメリカの言いなりで、拉致問題は別にして、今回のアメリカの決断に従うと、いっている。制裁も全面的に解除する、となるだろう。今までのこだわりは何であったのか?交渉下手は今更に始まったわけではないが。せめて、正当な責任は取ってもらいたい。否、無責任時代だからムキになるほうが大人気ないのだ

 いい加減なボケ爺でも、このようなあからさまな負け戦の宣言は赤面して言い出せないのだが。

<読書>

「消失 第3巻」高杉良 ダイヤモンド社

長い続きもだから、前回の内容を忘れている。しかし、読み始めると鮮明に思い出す。こんな人事抗争は、どこにもある話ではある。思わずうなずき、ボケ爺も今までの経験を書いてみようか、何て思ったりするほど迫力がある。

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コメント

北朝鮮が核を廃棄しなくてもいいの?と、福田首相は言ったけど、拉致被害者とその家族をどのように考えているのか?自分の大事な人が拉致被害者であっても、同じ発言をするのだろうか?やはり他人事なんだろうね。アメリカも福田首相も。議員の二世.三世は、最悪だね。頭はいいんだろうけど人柄が悪いし想像力が無さすぎる。

投稿: | 2008年6月25日 (水) 23時42分

どなたの投稿か分かりませんが、ありがとう。
とにかく無責任なんだよねなんだよね~

つじつまの合わないことを、ツラーっと言えるのって、なんだろうね!!!

投稿: ボケ爺 | 2008年6月27日 (金) 22時41分

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