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2008年5月17日 (土)

収穫逓減の政策

 経済用語に、収穫逓減の法則、なるものがある。いろんな事の「量」を増やしても、利益は増えなくなる(逓減)という法則である。モノ作り、が良い例である。例えば、自動車を作れば作るほど利益率は下がるという物である。つまり原価が、作るほどに下がらなくなるからである。機種を増やせば増やすほど、原価低減に限界が出てきて、さらに儲けが無くなる。これが製造業の悩みである。

 ガソリン税が道路財源から、一般財源化できるとなり、一安心である。道路を増やしても、利用率は下がる一方である。幹線以外の高速道路を作れば作るほど赤字である。地方財政の平等化も同じである。モノ作りに巨額の資源を投入しても、経済効果は無くなる(逓減)ことが、収穫逓減である。政治家は、実は日本人は、こんなお金の使い方に未だに執着があるようだ。

 一方、資源の高騰、環境問題の深刻さ、食糧依存度の高騰、など、目の当たりにすると、つくづく、日本は科学、技術を、もっともっと発展させなければ生きていけないように出来ていると思う。つまり文化の高揚である。科学技術の発展に力を入れようとすると、人材であり、教育である。

 教育の水準を高めなければならない。高等教育の充実であり、グローバル社会に通じるように、海外の高等教育との連携が必要で、外人の受け入れを増やす事である。この教育に、お金を投入すれば、するほど、無限の可能性が出てくる。これを収穫逓増と言う。投入した額を増やせばそれ以上に効果(逓増)が上がる事である。

 例えば、ソフトウエアがそうである。ソフトのCDは一回作るとコピーが簡単で原価は最初だけですむ。作れば作るほど、儲かる事になる。だから、マイクロソフトが、グーグルが金持ちになる。

 今年の大学、大学院の強化額は、わずか680億円である。道路財源の百分の一である。道路財源の10%を、戦闘機一台を我慢すれば、三倍以上の投資が出来て、GDPの成長率を5%に出来たら、安泰である、と、ボケ爺は考えるのだが。今の、これからの時代は無形文化財こそ財産である。

<読書>

「思考の整理学」外山滋比古 ちくま文庫

大昔読んだ気がしたが、最近、再読されているようである。エッセイの中に、含蓄がある。こんな思考が湧く人材を沢山作り上げなければ日本は安心できない。

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