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2008年5月25日 (日)

特許黒字、世界2位に!

 日本の特許の国際収支が黒字であり、世界に2位になった、と、大きく新聞ニュースが伝えていた。過去最高の、5358億円だという。日本もやっとここまでなったのかと感慨に耽ったのだ。(特許国際収支が黒字と言うことは、海外からもらう特許料が、海外から買う特許料より多いということである)海外から受け取る特許料が増えたという事で、嬉しい事である。

 しかし内容を読んで、愕然とした。先ずは、額の増えた理由が、海外現地生産に移した製品の買戻しで含まれる特許料であるという。二点目は、米国がトップである事は言うまでもないが、その額の差が七分の一(買い戻し額を差し引けば、十分の一)、その差の大きさに、またしても失望した。三点目は、GDP比率では、日本は低い水準で、英国、フランス、スウェーデンなどに負けている。知的財産権が、今後の国家間の競争の火種になるというのに、困ったことである。

 技術大国と、誇りがもてない。特許収支が悪いという事は、アイデア不足、イノベーション不足、など、クリエーティブ能力に遅れがあるということである。技術大国といいながら、日本の技術の中身が職人芸に支えられている事が、はっきりとしている。つまり、モノ作りの基本の原理、技術(知財)は、海外からの借用で成り立っているという事である。そんな中、「モノ作り大国日本」などと、はやし立てる、ジャーナリスト、政府のごまかし宣伝者、似非学者たちの責任は重い。

 食料戦争が始まると、自給率が39%を割って深刻である。同様に、知的財産も、自給率が問題になってくる。他人の特許で何時までもやっていけない。知的財産戦争が始まる時期が迫っているからだ。

 何度も言って、すまんノー、教育に手を抜いているし、研究機関への投資が一桁少ないからだ、と繰り返したい。さらには、海外からの優秀な人材を、未だに避けているからだ。せめて明治時代までさかのぼりたい。

 スポーツ庁が出来て、奨励金に1000億円も使うって、ホント!どこにそんなお金が?

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