« 男女均等時代の夫婦 | トップページ | 万能細胞より先に! »

2008年4月12日 (土)

ヤバイぞ、iPS細胞技術の特許

 思わず、はしたない「ヤバイ」を使ってしまった。それと言うのも、日本がガゼン進んでいると思って、大いに期待していたiPS細胞技術が、バイエル薬品日本研究所で、開発が進められ、鼻の差で、民間企業のバイエル研究所の桜井、正木、石川氏が人細胞で先行していたらしいという、新聞報道を見たからである。

 山中教授の研究は2年ほど前にマウスで成功して、昨年には人細胞で成功した、と学会発表がなされた。米ウィスコンシン大学と同時発表であった。ES細胞技術より安全で確実な技術として注目されている。

 ヤバイ理由は、特許である。日米独の研究のiPS細胞技術の基本特許は、いったい、だれが優先するのか?これによって、優勢劣勢が明確になる。利用範囲が広いだけに、基本特許の帰属先が気になる。この状況を日本の政府は十分に理解しているのだろうか?日本として久しぶりに、明るいニュースだけに、政府の戦略が必要である。山中教授はマウスでの成功時代に、かなり、広範囲の基本特許をとっているから、可能性は高い、と言っている。1年もすれば、その実態がハッキリしてくる。

 基本特許だけでなく、応用特許、周辺特許など、無数の特許戦略が必要となる。基礎研究は勿論のこと、この基本研究をベースにして、知的財産の戦略も同時進行しなければならない。それに対し、政府のこの技術に対する支援は少なすぎる。

 ボケ爺は、この政府の支援の少なさに、ヤキモキする。ファントム戦闘機一台購入分をまわしてくれればいい。1000億円(研究建物、設備で300億円、住宅補助で50億円、研究補助金など)、は少なくとも支援して欲しいものだ。決しって巨額ではない、政府の無駄遣いをチョット始末すれば出てくる。

<読書>

「おんな泉岳寺」諸田玲子 集英社文庫

吉良富子、浅野瑶泉院の危害者、被害者の妻としての、心理が良く表現されている。いつものように、人の心理をの表現が上手い。

|

« 男女均等時代の夫婦 | トップページ | 万能細胞より先に! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/160469/40854631

この記事へのトラックバック一覧です: ヤバイぞ、iPS細胞技術の特許:

« 男女均等時代の夫婦 | トップページ | 万能細胞より先に! »