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2008年3月25日 (火)

公私混同は必要悪?

 必要悪なのか、必然悪なのか、分からないが、商品開発には、どうやら、四角紙面では良い商品が計画、開発はできないと思う。今までの企業は、真面目に、無言で黙々と考えて、企業人としてのエリートとして育てられた人たちが、事業戦略や、商品戦略や、技術戦略に従事している。こんな人は、公私混同など真っ平であろう。

 こんな人々からは、きっとヒット商品は生まれたことは無い、と言うことだけは確かである。少々崩れた人が面白い考えを出すのではないか、と思っている。

 消費者主導、顧客先行型、が必然の時代と言うことは、企業人のエリート人材からの発想ではない、と言うことで、結構消費者の気持ちが分かるとは、公私混同の、「いい加減」な人が面白いのではないか、と思い始めている。「不真面目」な人物が、或いは思わずヒット商品を生み出すような気がする。

 消費するとは「私的な感情(感覚)」である。その私的な感覚を、企業と言う社会的「公の場」でポテンシャルを主張するべきであることになる。営業の「心からの笑顔」は、心から、つまり「私的」でなくては生まれない。企業人は偽り、無理やりの笑顔となってしまう。これでは、業績は上げられない。「人の心を打つ仕事は「私」の良さを生かす」ことが必然である。

 「私」の無い仕事、「公」の無い仕事は、それぞれでは成立しない時代のようである。それぞれの良さを上手に活かせることに成果が決まるような気がしている。だから、「公私混同」は必要悪(必然悪)と言うことである。

<読書>

「イノベーション思考法」黒川清 PHP新書

黒川清と言えば知る人ど知る日本の知的先導者であると言われている。政府諮問機関の「イノベーション25」の座長でもある、その他、日本の知的諮問委員会の多くの委員を務めている。だから期待したのだが、この本を読む限り、こんな人に日本を引っ張っていけるわけが無い、こんな人がのさばっていたのでは、日本は沈没の一途をたどる。全くクリエーティブは無い。人々の主張は上手く丸めているが、自己主張は無い。さすがにエリートと言うほかはない。日本はこれでいいのだろうか?

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