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2008年2月14日 (木)

日本は沈没する

 年を取ってボケてくると、刺激が欲しくなる。「日本は沈没する」榊原英資 朝日新聞社は売れているようだ。これまでにも過激な本があったが、カネの話が多かった。今回は日本という国を論じている。日本を離れて日本を眺めると、このままだと、どんどん、下落すると思う。現に、統計的には、頭脳能力にしても、経済力にして、見事に落ちている。

 この本の特長は、没落の理由をわかりやすく解析している事である。それも、他国、インドから見ている。(ボケ爺は韓国からだけれど)危機を訴える人は沢山いるが、日本内から発言だったり、米英からの発言だったりして、うまく分析が出来ていない。

 第一の指摘は、バブル前から、「技術で確実に負けた。」資源のない日本で、技術をおろそかにした付けが回ってきている、と主張する。資本=金融、と、米英の真似をしてしまった事にある、という。エネルギー、食料の自給率は下がる一方で、他国の情勢に脅かされている。エネルギーについては、やっと本格的な調査船を海外から買ってきて、調査に乗り出した。何故日本の技術で早くからしなかったのか、真に疑問である。バイオエネルギーで、5%のエネルギーを確保することは、出来ないことは明らかであるが、食料の高騰を招く。これらの技術も遅れてしまっている。CO2削減技術で先端を要っているといっても、日本自身が削減目標を達成する事は出来ない、と断定する。技術の進歩が追いつかないからだ。つまり技術がない、技術で日本は大変な遅れを伴ってしまっている、と思う。中国では常任委員が、90%が理科系だという。

 その基本は、平等主義にある。「競争を否定したからだ。」競争する事を忘れてしまったのだ。格差が無ければ確かに競争しなくてすむ。適度な格差が無ければ、日本は滅ぶ。資源のない日本は、教育して、頭脳能力で、競争するより方法はない。お隣韓国は、特に教育熱心である。英語力にしても、大学を出た人はほとんどの人が話せる。インドもそうだ、という。優秀であり、がむしゃらに働く。それが当たり前と思っている。

何時の間に、日本は無気力、無責任がまかり通るようになったのか。

 戦略があれば、教育に一番力を入れたことであろう。カネで勝負できる時代でもないし、そんな国力はない。バカなボケ爺も考えている。

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コメント

沈没するでしょうな...

歴史を振り返れば,そういう国はたく
さんあったわけで...その国の仲間
入りをするだけのことです.そうなっ
たときに,どのように対処すればいい
のか,もその国に学べばよいかと.

スペイン王国,ポルトガル,オラン
ダ,古くはローマ帝国,ギリシャ,
エジプト...

かつては世界に君臨していたが,いま
や目立たない国になってしまってい
る.それだけのことです.

投稿: Hana父 | 2008年2月18日 (月) 21時28分

Hana父>

何時も、的確な、コメントありがとう。
その通りですよね。

結果として沈没を恐れているから、騒ぐだけですねん。

歴史を見れば、当たり前、自然な流れですね。

「川の流れのように」ですよね!

投稿: ボケ爺 | 2008年2月20日 (水) 17時27分

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