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2008年2月25日 (月)

驚くべき賑わい

 異常な賑わいといっていいだろう。大学の町ということも在るのかもしれない。アップルストアは、大学通りも、モールの中もいずれも満員である。

 商品に触れるにも待ちが出来るぐらいである。商品はエンターテイメントあり、ITPCあり、教育用PCもあり、広い店は人の渦で狭く感じる。教育向けコーナーは店の中央にジュウタンが敷かれて、保育園児ほどの歳の幼児が、キーボードを叩き、マウスを操っている。7~8台のPCは順番待ちが出来るほどである。23歳の幼児まで、楽しんでいる。

 超薄型ノートブックPCは、実感として薄く感じ、驚く。キーボードのストロークが気になっていたが、十分なストロークが取れていないのではないか、と思っていたが、とんでもない快適な操作性が心地よい。USBなどのコネクターが見当たらない。アレー、欠陥か、と思ったが、とんでもない、フタがスムースに開き、十分である。ディスプレイはかみそりのように、驚くほど薄い。「手の感覚」の驚きの喜びがある。アップルの商品は誰もが「触ってみたい」のである。「操作を楽しみたい」のである。触感で技術の革新を実感できる。

 いまや、最先端の魅力ある技術は、「ジョブスのアップル」から、とすっかり定着した。軽薄短小の日本のお家芸はすっかり奪われてしまった。後になってみると、誰でもが、誰でも出来たのに、という。そんな人は、技術に、将来の感性を、組み込むイノベーションは、適わないのでは、と思う。

今回の超薄型だって、どこだって取り組んでいたはずである。開発には、2年は要するだろう、が、PCの世界では、2年先を見て、開発できるほどの度胸が無いのが本音である。6ヶ月の商品サイクルだから目先の改善にしか決断できない。革新の開発リードタイムの確保を出来る人がいないのである。

ボケ爺は「革新とは我慢だ」と思っている。革新技術、イノベーションには、「熟成期間」が要る、と思っている。さらには、将来を見つめる感性が必要だ。「動向データ分析」や、「顧客の顔を見る」のではない。直感の感性である、と断定できる。

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コメント

アップルにおけるジョブスのように、企業には、このような天才的なリーダーが必要ということだと思います。
しかし、大企業には、こんなことは出来ないでしょうね。ジョブスのようなセンスを持った人間がトップでない限りは。

顧客の声を聞いたり、マーケットを分析しても、今あるものしか見えません。
創り手が発信出来なければ、イノベーションは生まれませんね。

投稿: バロン | 2008年2月25日 (月) 23時40分

バロン>

バブルがはじけてから、益々、分析ばやり、
Dataが無いと、ウンと言わないTop!

Topが反対すると、きっと成功しますよ~!

投稿: ボケ爺 | 2008年2月27日 (水) 13時05分

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