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2007年12月12日 (水)

考え続ける持続力と、柔らかい思考力が?

 丸の内のイチョウ並木は見応えがあり、美しい街並を作っている。黄色く紅葉したイチョウは後期に差し掛かっており、やっと師走に間に合った、と言う感がある。なんと皇居のお堀は、カモで一杯かと思いきや、かもめで占拠されている。モダンな街灯にはかもめが5~8羽休んでおり、赤信号で停車中の車に、糞をかぶせている。

 「創造と変革を担う人材育成とは」と言う講演を聞く機会に恵まれて、久しぶりに、丸の内に出かけることが出来た。ソニーの中鉢良治社長の講演と言うことで、会場は一杯であった。初めて、直に、長時間の話を聞いた。いつもはインタビュー程度で、無口な堅物、と言う印象であった。しかし、この講演は過去の印象を払拭してしまった。

 明確で、具体的で、かつ、スジがぶれない。なるほど、これではソニーの回復成長は実であった、と確信をさせられた。そこには、ユーモアも忘れない。物性家であった自分を振り返り、物性の応用と、ソニーのためには、何をすべきか、を考え続けた、と。一介の物理家が社長を務めることが出来たのは、「学生時代(学部から博士後期までの)に基礎勉強をくどいほど幅広く勉強したせいだろう」「特に、学部4年生から博士後期の6年間、同じ先生の下で研究が続けられ、その恩師からの教え(学問と言うよりは、ことわざのようなもの)を素直に聞き入れていたからだろう」、と言われていた。その言葉の意味がやっと、マネージメントに携わるようになって、明確に分かり始めた、とも言われていた。

 ボケ爺の経験なりにまとめてみると、考え続ける持続力、継続力であり、何でも受け入れる柔軟な思考力が「創造力、と革新力」の源であると言うことになる。

<読書>

「犬吉」諸田玲子 文春文庫

綱吉の「生類憐みの令」から10年後ごろの江戸の犬の「御囲」の実態をモチーフに人間の生き様をテーマにしている。赤穂浪士の討ち入りの時期とも重ねている。人間とは、生きるためには何でもありなのだ、と思う。しかしそれでいいのかとも考えさせられる。

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受信: 2007年12月12日 (水) 12時29分

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