« ことばのちから事業 | トップページ | 秋祭りと若さ »

2007年10月 7日 (日)

違いがわかる人になりたい

 「違いが分かる人」は格好がいい。どこかのコマーシャルの台詞に出てきていたが、ボケ爺はそんなことには無縁な凡人だと思い続けている。何故か、「個性的なスタイル、美男であり、淑女である。嗜欲を心に秘め、薀蓄を傾けるととどまるところなく、端正な表現で、皆を驚嘆させる人」とも言えるからである。

 最近の研究では、違いが分かる、とは大脳皮質の領域に広がっているらしい。絶対音感の分かる人が居る。半音が狂っても分かると言うから、音痴のボケ爺には信じがたいが、実際に居る。発音についても同じことである。発音は正確さが身についてしまうと、それからわずか訛ってしまうと判別ができなくなると言う。

 そこで、脳科学的には「違いが分かる」と言うことは、上記の現象も、結果は相対的(比較しながら))に判断が出来ている、と言うことのようである。脳にとって無駄な経験はなくて、全ての経験から判断にゆだねられることとなる。経験の多さが、違いの判断力に繋がるらしい。その中から、もっとも経験の多く、深いところが絶対値となるのではないだろうか?

 技術についても同じことが言える。他者の製品のよさ悪さを知るには、絶対値では設計思想の判断は出来ない。数多くの比較をしながらでなくては「違いが分かる」とはいえないのだ。多くの他社製品の比較をするようにしている。「比較出来る」ようになってはじめて「違いが分かる人」となる。落ちこぼれのボケ爺には、このような説は頼もしく、元気がもらえる。絶対値説であれば自殺していなければならない。

 「Ratio」は「比率」と訳す。技術の現場では、この無次元化された物理量が重要で頼もしい。創造性の源となるからである。ボケ爺はこれからも「Ratio」さんを、恋人にして明日の夢を見る。

<読書>

「考具」加藤昌治 阪急コミュニケーションズ

考具とは考える道具であるという。なるほどうまい銘々である。ロングテールの本の一部である。この本を読めば、頭と体が「アイデア工場」となると言う、が読んでからのお楽しみである。アイデアと企画は違う。企画を作るためにはアイデアがいる。つまるところ、アイデアは「違い探索」を基本として、情報を集めることであると言っているように思えるが。

|

« ことばのちから事業 | トップページ | 秋祭りと若さ »

コメント

ちがい~
おっしゃるとおり
当然
比較しなきゃ~ (^^)v

そこから~差別化がでてくるわけですが~
やはり~
思想というか~こだわりがないと
と 思います

投稿: 維真尽 | 2007年10月 8日 (月) 20時22分

維真尽>
そう、そう。「こだわり」ですよね!
思想の前に、こだわり、チョット忘れていました。
ありがとう。

投稿: ボケ爺 | 2007年10月10日 (水) 08時34分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/160469/16683810

この記事へのトラックバック一覧です: 違いがわかる人になりたい:

» クリエイティブ・シンキング [ともぞう絵日記]
ともぞうは寝転がってアイデアを練る。 ひたすら、ぼーーーーーーー~っと アイデアを練る。 自由に想像を楽しむのだ。 そして、そのまま夕方までアイデアを寝る…ZZZ ヾ(・ω・o) コラコラ... [続きを読む]

受信: 2007年10月 7日 (日) 11時42分

« ことばのちから事業 | トップページ | 秋祭りと若さ »