« 蚊の生命力 | トップページ | 「世界の電機」へ再編加速 »

2007年9月19日 (水)

複葉の超音速機なんて!

 超音速旅客機(SST)はコンコルドが飛行中止してから久しい。飛行機野郎は、どうしても、音速を超えた飛行機を開発したい。音速を破る時に発生する、衝撃波は耐えられない。幾度も検討されているが、未だ夢の中である。

 それが、東北大、大林茂教授グループが、新しい発想で、衝撃波の騒音を従来の80%も減らすことが出来る、と発表した。それが複葉機である。従来は一枚翼での検討がほとんどであった。そこに、複葉を持ち込んだ新しい発想は全く目から鱗である。飛行機の始まり時代はほとんど複葉であったが。

 以前に騒音を下げるためにステレス型三角翼が良いとされているとは、このブログにも期待を込めて書き込んだことがある。今回の複葉機も、三角翼を基本としているようだ。さらに、翼の先端はくっついているから、カルマン渦の発生は少なくなるであろう、が、十分ではないと思われる。今回の複葉翼の端末処理は、円形状にしたい、とボケ爺は提案する。楕円型の複葉機の発想も、今、アメリカでは盛んに検討されている。参考にされることを望む。さらに、エンジン位置と翼の配置、胴体と翼の配置など一工夫あるといいと思える。

 何はともあれ、日本から、このような発想と、コンセプトが生まれ、提案できることは、嬉しい。モノづくりは、何処がやってもよい。基本のコンセプトが提案できるところに意味がある。最近はやりの「デザイン力」での勝負であり、「シミュレーション力」である。このようなソフトを提案できると、日本国は頼もしい姿となる。

 同じように、防衛庁が開発している、小型無人偵察機は、紙飛行機からの発想で、翼設計などが行われている、と言う。騒音が出ては直ぐに察知される。極小の動力で飛べるには、紙飛行機の発想が必要であったのだろう。こんな発想も将来の飛行機を原点となろう。

 飛行機の部材は、いま日本が半分以上のモノづくりをしている、と言う。炭素繊維の機体をはじめ、厨房、トイレ、タイヤ、センサー、電源、映像音響機器に至るまで、さまざまである。

ボケ爺のやれなかった夢を、誰かがかなえてくれそうだ。

|

« 蚊の生命力 | トップページ | 「世界の電機」へ再編加速 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/160469/16498628

この記事へのトラックバック一覧です: 複葉の超音速機なんて!:

» コンコルド、飛行機マニアにはたまらないオークション [アハ!知脳のキテレツ大百科]
2003年に営業運行を終えた超音速旅客機「コンコルド」のトイレ便座を含むアイテム数百点が、当地で開催のオークションに出品されている。オークション初日には、約60点のアイテムが出品され、その多くに提示価格の約5倍の値が付いた。最初に競売に掛けられたコッ... [続きを読む]

受信: 2007年10月 1日 (月) 15時44分

« 蚊の生命力 | トップページ | 「世界の電機」へ再編加速 »