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2007年8月11日 (土)

「日本的」に背を向けた任天堂が快走

 上記の記事が日経新聞に載っていた。そうだ一社忘れていた、「Wii」で、「ニンテンドーDS」などのゲーム機、ソフトで、一兆円を越す企業があった。それが任天堂である。忘れていて誠に申し訳ない。いまや、時価総額で、キャノンを超えて二位になったことがある。

 企業構造の全てが日本的ではない。ここに意味がある。開国先駆者である。

1:社員が若い。社長も40代。

2:従業員3000人ほどで、一兆円を稼ぐ。まるでグーグルと同じである。

3:製造部門を持たない、ファブレスである。「カイゼン、など生産現場掛け声は無い」

4:ゲーム機の中身は、既存の部品ばかりである。そこに革新はない。デザインコンセプトに革新がある。iPodと全く同じ発想である。SWには技術にイノベーションがある。画像処理エンジンである。

5:「簡単に、楽しい」と言う、「モノ」でない「コト」からの発想である。

このような内容からして、基本的にはグローバルな企業の一員と言える。しかし、現地に人材の雇用を呼び込んでいないところは、残念ながら、グーグルや、アップルと違いがある。もう一歩の努力が必要だろう。

 ソニーのゲーム機事業は惨憺たる状態である。何故か、高速と言う「H/W」のイノベーションに重点を置いたからである。「セル」チップの開発に2千億円も投じたと言うから驚く。もっとSWエンジンのイノベーションに投資する考えがあったはずである。ソニーともあろう会社が、何を間違えたのか?それとも、未だに製造業発想から抜け出せていないのか?

 これからの革新は「コト」つまりSWエンジンのイノベーションである。それは、経験値という「心」、とデザインと言う「感性」の組み合わせが大切な時代である。

 ボケ爺はボケた頭で考え、疲れて益々ボケて、それが元で狂ってきた。

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コメント

そうですね~
日本のものづくりと
そういう~soft面を融合させたら
良いのではないかな       (^^♪

投稿: 維真尽 | 2007年8月11日 (土) 21時46分

維真尽>
モノを作る、は確実に、韓国(台湾)中国に追いつかれます。
技術に基づく技能は、新機械の投資でカバーされます。
技術は必ず飽和します。(成長が鈍る)
だからイノベーションが生まれます。

日本は、今そのイノベーションに背を向けています。

投稿: ボケ爺 | 2007年8月13日 (月) 06時52分

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