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2007年8月23日 (木)

高校生日韓英語対決、日本大敗

 ネットニュースを見ていたら、日韓の高校1年生で、067月から071月に行った英語コミュニケーション能力テスト「GTEC for Student」を、日本では10校、韓国では5校で実施、比較の結果が公表されていた。読解、聞き取りでは大幅に日本は負けていた、と言う。

 日常生活での英語との接し方も比較されていた。「教科書以外で、英語の本を読む」では、韓国は76%、日本は27%。「テレビ、ラジオで英語のニュースを聞く」では、韓国は61%、日本は27%。「英語で書かれたホームパージ、ブログを読む」では、韓国は79%、日本は21%。英語への接触度が、日本は韓国の4分の1程度であることが分かる。

 昨年暮れに、仕事仲間の韓国の家族5人が日本に来るということで、一緒に食事をすることにした。お父さん、つまり仕事仲間は日本語が良く出来るので、なんとも思っていなかったが、お会いして、話を始めたら、奥さん、他子供3人は、初めての海外旅行で、全く日本語が出来ない。当然、ボケ爺は韓国語が出来ない。お父さんが翻訳していたが、手間取って、面白くない。思い切って、英語で話をし始めると、なんと、子供3人とも英語が話せる。長女は大学二年生、化学を専攻している。英語の発音はすばらしい。次女は高校生、大学での専攻希望は、ジャーナリストかデザイナーであると言う。最もおしゃべり、ゆっくりとしているがしっかりした構文での会話が印象的である。長男は中学生。恥ずかしがりやで、初めは無口であったが、しっかりした英会話が出来ることがわかった。別れ際では、長男が、家族を代表して、お礼の挨拶、(儒教の教え、家族全員はキリシタン)当然英語である。すばらしい家族、ブラボー!ボケ爺の英語が理解できるとは、かなりの能力である。

 と言うように、英語を聞き、話せる、は韓国の中上流の人々は当たり前であると言う。英語の先生はほとんどが英語圏から来ているとも言っていた。日本と比べて、心がけが違う。

 ボケ爺の世代は、どうでもいいが、これからの日本を背負って立つ若者への教育はこのままでは、いけないことだけは理解できる。

<読書>

「伝える力」池上彰 PHPビジネス新書

伝えること、伝わることの難しさに悩んでいるので、多くを期待しないで買ってみたが、その通りであった。円滑なコミュニケーションの項では、ボケ爺と全く逆の内容であった。だから伝わらない?

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