国産ジェット旅客機に期待
なんと言ってもボケ爺、飛行機野郎である。今でも運動方程式はスラスラ出てくる。6元2次微分方程式である。
先日、三菱重工業が70~90人乗りジェット旅客機の開発に着手すると言う。嬉しいことではないでしょうか?どんどん、こんなチャレンジがでてきて欲しい。IHIのエンジンにも期待したい、全世界のジェットのエンジンに採用されるようになって欲しい。これには採用されないようだ。どうしたIHI。
しかし、ちょっと気になる点がある。完成模型の写真かから予想すると、少し、胴体の径は細い。あまりにも70~90人に最適なデザインになってはいないか?エンジンが小さすぎる?点が疑問である。
飛行機とその運用システムは、マーケティング力が試されるもっともいい実例となる。なにせ、昔は8年後を想定して市場の動向を読むからである。この国産ジェット機は、今から5年後の交通網で、かつ、どんな市場を狙うか、運用システムはどうなっているか?ハブ型方式か、ネットワーク型か、をまず考えなければならない。多分ダイレクトネットワーク型であろう。ハブを狙うには大きすぎる。
エアバスA380の巨大なジャンボはハブ型運用を想定した。一方、ボーイングのB787はネットワーク型を狙った。7年前の市場分析である。典型的な市場見込みの違いが現れた。どちらが成功かすぐに分かる。
結論を急ごう、国産ジェットは70~90人市場はダイレクトネットワーク型で良いところを狙っている。ただし、差別化で、離着陸距離を短縮したいので、大きなエンジンを積みたい。それに、ボディーの径を大きく取ってずんぐりむっくりとしておく。これはきっと成功するだろう、その暁には、胴体を伸ばして、100~120人が簡単に作れるように想定した二機種一機体のデザインにしておくべきである。ボケ爺は嬉しくて、こんなアドバイスを送りたい。
<読書>
「iPodは何を変えたのか?」スティーブン・レヴィ ソフトバンククリエーティブ
Marketingの勉強には飽きが来ないほど、iPodは、いろんなメッセージを送り出した、否、今でも送り出している。一つ一つは、何一つ革新技術はない。ウォークマンの時とは違う。が、システムデザインの発想がすばらしい。小さな新技術の積み上げである。ハード的には、回転式選曲ダイヤル、ソフトにシャッフル検索が織り込まれている。他社が真似の出来ない技術である。ボケ爺もこんなデザイナーになりたい。
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コメント
さすが~はやい
なんと~同じ話題でUP予定です
ご勘弁~を m(__)m
でも ビジネス的には成功しなくても~
国策としてやるべきでしょう~ (^^♪
投稿: 維真尽 | 2007年7月 4日 (水) 21時32分
維真尽>
イヤイヤ若気の至り、とは言えないか~
期待してます。
そう、国策ダ~
政府の金の使い方に腹が立つ!!!
投稿: ボケ爺 | 2007年7月 5日 (木) 07時15分