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2007年3月23日 (金)

「日本人男性は世界一孤独」のウソ

 日本経済新聞に「日本人男性は世界一孤独」OECDの報告による。が小さく報じられていた。OECD加盟国のうち21カ国を対象に調査した、となっている。

 その調査内容は、「業務以外で、友人や同僚と出かけたり、サークル活動に参加したことがありますか?」16.7%が一度もない、と回答していて、チェコの9.7%をはるかに上回っている、という。

 本当だろうか?必ずしも、この結果を信じがたい。日本人は結構、「公私混同をする事に平気な国民性」を持っている。業務といいながら、同僚と仕事以外の雑談をしている。あるいは友人と会っている、会社がサークル活動を仕事の延長で奨励している、など、諸外国とは違うような気がする。また、会社の構成なども、諸外国とは違う、特に雇用形態が違う。必要な人を人事が与えてくれる日本と、必要な人材は自分が調達する諸外国とは、人的交流の基本が違ってしまっている。(世界通のボケ爺の体験談より)

 以前にも、日本人は働きすぎか?という調査で、日本人は最も労働時間が多い国、となっていたが、その中身の吟味がなされていない。事務処理の生産性が問題である。日本人は、最も生産性が悪い、と言われる様になって久しい。アメリカなど、知っている人達は、朝早くから、夜遅くまでよく働く。ドイツが最も労働時間が少ないと言われているが、ホームワークが日常化していると、友人は言う。

 それはさて置き、近年は、話しする場が少なくなっていると思う。業務上の会議の場でも、アフター5でも、こみいった話をしようというとする姿が少ないと思う。それを避けようという状況でもあるようだ。この「会話の少なさと創造性の無さ」は比例しているように思えてならない。日本人から創造性が貧困化している状況は、コミュニケーションが貧困化している事と等価ではないのだろうか?「ヒット商品は激論の中から」生まれている、と信じきっているボケ爺である。そう思うのはボケ爺だけだろうか?

<読書>

「学者のウソ」掛谷英紀 ソフトバンク

実名入りでウソをバラス事は、痛快である。基本的に学者は専門以外ではバカである。バカでなければ専門部門がまともではない証拠でもある。専門部門もバカな学者が多い。

 バカなもっともの基本は、「目的と手段」を取り違えているからである。回りにもたくさん居ますよ、こんな人が。

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コメント

いや,やはり孤独かと.

仕事をしているときは,亭主元気で留守
がいい.

子供が巣立てば,熟年離婚.

定年を迎えれば,濡れ落ち葉族.

社会ではそれなりに話をできる人が居
られる場合もありましょうが,多くの
人は,仕事づきあい+α,程度かと.

そういう人が家から出られなくなると
たちまち孤独感を感じるのではない
か,と思っております.

激論をしない,という文化は,究極的
には教育のせいかと.○か×,とにか
く記憶しろ,という教育をしたため.

“**について議論してみましょ
う”,という教育を受けたことは少な
いように感じます.

社会でも,議論を避ける傾向がありますし.例えば,核,自衛力,農業補
償,年金問題,などなど...

議論をしよう,としても,“お前は
俺に刃向かうのか”,と封殺するよう
な場合もありますし...

投稿: Hana父 | 2007年3月23日 (金) 16時33分

Hana父>

会社社会から放り出されると、全く孤独な生活が待っていますね。
ボケ爺もそれを実感しています。皆から捨てられるからです。全く声もかからなくなります、声をかけても嫌がられるし。

会社人間は日本ほど公私混同甘い国は無いでしょう。企業を私物化するために生きがいを感じている人は孤独ではありえないとおもっています。談合会合が頻繁ですから。

投稿: ボケ爺 | 2007年3月24日 (土) 09時30分

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