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2007年2月27日 (火)

いまさら格差

 格差は広がっている。確実に広がっている。40年ほど前にサラリーマンとなって、いっせいに競争をしてきて、大半が定年を迎えて、その後の生活を楽しんでいる。その時の同期や、組織の戦友たちとの生活基盤はそんなに多くの違いは無いように思える。今、あるプロジェクトを立ち上げるために若手の中途採用を進めている。その状況を見て、いまさらではあるが格差を強く感じてきた。

 格差にもいろいろある。人格格差(品位か)、願望格差(欲望といってしまうと範囲が広いが)、意欲格差(生活意欲)、人生観格差(将来の夢の大きさ、とでも言おうか)、企業間格差(企業比較)、賃金格差、地域格差、などなどである。

 人格格差は悪い方に、均一化されて格差がなくなっているように思える。それ以外は、どんどん開く一方である、と感じる。これが、バブル崩壊後、確実に進行してきた、と思う。小泉改革がさらに作ったかどうかはわからないが、加速して行っていることの実感は強く感じる。

 人の意識が、経済、社会構造から作られるとすれば、それは政治家、経営者の責任は思い。取り分け、教育となると難しい。ボケ爺などは、幼稚園児から大学まで、先生の影響を大きく受けている。影響を受けられた気質は、決して教育からではない。これが教育の難しさである。きっと家庭、ということに戻る。その家庭は、世間の影響を受けているとなる、とその連鎖は止まらない。

 若者たちは大変だ。まずは、共働をしないと生活が出来ないことが、初期的な格差であろう。(社会に貢献するとの意欲で共働きすることは除きますよ、そういいながら生活のためでなければいいが?)

 さて、その悪の連鎖を、何処で、誰が止めることが出来るのか?少なくともボケ爺では出来ないことは十分に理解できている。

<読書>

「悪魔のサイクル」内藤克人 文芸春秋

日本の経済格差の実態と、その打開策が明確に記されている。まことに優れた著書である。経済(景気)の循環説では説明されるにはあまりにも、今の政策は無能で、発散施行であるという。経済的格差は共同体の破壊を呼び、日本が世界で生き残れないところまで行ってしまうと、警告を発している。是非、読んでみるべき一冊である。

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コメント

品位
これは広がってるんでないかな~
悪くなってるほうへ~
失敗学会なんてのも発足されましたよ~(笑)

投稿: 維真尽 | 2007年3月 1日 (木) 20時55分

維真尽>

ウーン、そう言われれば、品位も広がっていますね。下へ、下へ~。
失敗学会?そうですか、後から批判するのは簡単ですね。
こんな学会が出来れば、日本は益々、チャレンジしませんね。

投稿: ボケ爺 | 2007年3月 3日 (土) 08時11分

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