若者サラリーマンの変化
待ち合わせ時間にチョット早かったので、JR品川駅の港南口にある、アメリカからやって来たコーヒー店で時間つぶしをしようと入った瞬間に、なんだか異常を感じた。混んでいて場所取りに困ったと思ったわけではない。ほぼ満員のほとんどが、本を開いて勉強をしている。7割が女性である。男のほとんどは、明らかに、資格試験勉強だと分かる。各色の蛍光ペンを持って、教科書を塗りつぶしている。女性はと言えば、iPod、携帯からか、イヤホンを耳に掛け、なにやら聴きながら、教科書を読んでいる。鉛筆で書き込んでいる人も居る。6時前である。ボーとしているか携帯のメールをしている人は1割ほどである。
仕事で疲れていないのか?ボケ爺には信じられない光景である。ボケ爺の若いときには6時では頭脳は疲れきってガタガタ震えていた。現代の若者は体力があるのか?見渡す限り、華奢な体つきである。
今の会社に、更に貢献がしたくて検分を広める勉強をしているのか?否そんなはずはない。もしそうなら、堂々と会社で勉強するだろう。港南口は大企業の集まりである。会社が面白くなく、次の職場を求めて勉強しているのか、資格を取ろうとしているのか?きっと転職の機会に備えているのだろう。
これでは、採用した企業も損失だし、本人が最もロスをしている。それなら、学生時代にもっと勉強しておくか、資格を取っておかなかったのか、と思う。ボケ爺にすれば、若者が、勉学に励み、成長する姿は頼もしく思うが、一方、若者の世界がここまでもしてロス多く、社会の進歩に逆らう行為にボケ爺は憂うる。ニートを含めて、困った時代であると思う。
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