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2006年11月24日 (金)

不思議な生き物

 世の中の生き物はすべてが不思議な生態をしている。石油の中で生きるバクテリア、深海の火山火口近くで、高温、硫黄を食べて生きる生物など。人間を中心とした地動説からすると、とんでもない生き物がたくさんいる。それは、生き残りを賭けた利己的遺伝子の「乗り物」に過ぎないとドーキンスは言う。今では、この話は当たり前として受け止めることにより、生物の不思議さが、さりげなく説明が付くので便利である。

 随分前になるが、NHKのサイエンスアイ(?)だったかの放映で、不思議な虫の話の特集があった。「真空、高温、高圧、放射線、絶対値温度0度、でも平気で、100年は生き続ける」その名前は「クマムシ」と言う。その時、次回の宇宙遊泳実験で、無重力では、どんなことになるか?を実験すると言っていた。その結果はどうなったかはフォローしていない。そのためには、乾燥して水分を抜いてしまうことが、キーポイントであると説明がなされていた。苛酷な環境の後で、水分を与えると簡単に生き返る。なんとも便利な生物であろうか。冬眠のメカニズムが徐々に解明されてきているが、もっと簡単な生命保蔵メカニズムがあると言う。(乾燥させればいい。) ボケ爺も乾燥させて、死んだ振りして、一定期間逃れていたいものである。攻撃する人がいなくなった頃、水を飲んで活動できるなんぞ、考えただけでも楽しくなる。

<読書>

「クマムシ?!- 小さな怪物」 鈴木忠 岩波科学ライブラリー

 日本にもクマムシの研究をしている人が沢山居るし、日本にも何種類かの「クマムシ」が居るという。それには驚いた。陸、川、海にと、どこかに、身近な虫だそうだ。NHKでは、アフリカの砂漠に近い乾燥地帯で見つかった、という説明だったが?この本では、そんなところではなく、18世紀に、そんな前から、みんなのすぐ側で見つかっていて、研究もされていたようである。古い歴史のある生物であったとは、これまた不思議である。形が熊に似ていて、足が4本ずつ計8本である。おまけに、クマムシの飼育の仕方まで説明してくれている。愉快な本である。

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