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2006年11月 2日 (木)

師走前

 早くも11月である。気の早いところでは、クリスマスの飾りが施されている。ボケ爺の歳になると、加速度的に時間が早くなる。この現象は、脳の中でどんな活動となっているのだろうか?思考速度が速くなっているのだろうか、それとも自分の思考速度は若者時代と変わらず、世間が早くなって混乱しているのだろうか。考えてみる必要がある。また悩みが増えた。

 今日の朝のニュースでは、西武の松坂投手が、大リーガーの夢にチャレンジすると言う。当然狭い日本で活躍するばかりでなく実力を試すために、世界を目指すことは当たり前であろう。多くの人が世界にチャレンジしてもらいたい。そうすることで、本当の日本が見えてくる。外からの客観的な観察が、今まであまりにも少なかった。日本の中で日本を見ていても、比較論として正しくは無い。すべての分野の職業人、企業も然りである。

 日本ハムの新庄選手が、野球の現役から引退した。17年もの選手生活であったようだ。結構、長い活動だったと思う。年寄りを中心に、彼の「派手な、目立ちたがり家」の振る舞いに批判的である。ボケ爺としては、新庄の気持ちも、心情的に良く分かる。と言うのは、自分の存在を世に認めてもらうためには、何かの「違い」を見せて、その差を広告、宣伝しないと認められない世の中である。それ以上に、彼は野球を楽しくさせた。野球離れの若者を再び野球に引き戻した事、に貢献した。

 批判する年寄りも、非難発言をすることで、差別化して認めてもらおうとの魂胆が見え見えである。古い話だけれど、巨人で活躍した江川投手のその素質を惜しまれながら、早い引退で、世間を騒がせた。新庄と重なるところがある。時期が早すぎたかな?何事もタイミングが重要である。

 企業の競争は商品である、この商品が大衆化すればするほど、年寄りのトップは、「他社製品と差別化しろ」と、ゲキを飛ばしている。製品の「目立ち」は良くて、人「目立ちたがり」はだめなのか?ボケ爺にはその違いがはっきりしていない。呆けたからなのだろうか。

 新庄選手の行動の歴史は、経営の、商品戦略のモデルとなるであろう。さらに今後のサプライズを期待する。彼の発想力に、商品開発に従事している人は学ぶべきだと、ひそかにつぶやきたい。

<読書>

「自分であり続けるために」 田坂広志 PHP研究所

 決められた道を歩むとは美しくない。予測できない未来に踏み込む勇気が重要である。そこに待ち受けているのは「苦しみ」である。その苦しみを避けてはならない。自らが、打ち破ることである。そんな困難な人生を歩んで欲しい、と詠っている。

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