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2006年8月17日 (木)

トップになる必要十分条件

 組織のトップになるため、なったら、謙虚に、素直に出来なければならない仕事がある。もしそれが出来なければ、出世してはならない。否、出世する事はない。

1:嘘をつき続けられること。決して真実を約束してはならない。

2:院政を敷く事。ちょうちん持ちはいずこにもいる。有能なそんな人物で囲めなくてはならない。

3:派閥を作る事。人間の最も関心事で、愉快な事、生き甲斐はどの派閥に所属するか、である。

4:目立ってはならない。格好いいことは言わない。いつもしっぽ出して、それを撫でてもらう事である。

5:自己保全が出来る事。言い訳がうまくなるように訓練しなければならない。

6:誰にも理解できない事を言えること。形而上学的な内容で、誰にも分からないようなことをいい続ける訓練が必要である。そのために、いかさま哲学を学ぶ事である。

7:あるいは、部下が困る事を言いつける事が出来なければならない。

8:部下の言い分を理解してはならない。聴き訳の良い上司面をしない。

9:人の面倒を見ない。無駄な時間に時間を割かない。その分遊ぶ事である。

10:部下の功績は自分の物に出来る事。自分で功績を決して挙げない、部下の功績を盗む事が出来なくてはならない。

 これ以外にも、いろいろあるだろう。要はまともな人間ではトップになれないということである。

<読書>

「霞ヶ関中央合同庁舎第四号館、金融庁物語」江上剛 実業之日本社

企業小説を楽しんだ後は、後味が悪い。後味が悪いほど企業小説は面白い。そういう意味で、後味が悪い。「ルールとモラルなき経営者は退場せよ!」と叫んではならない。経営者になるために、ルールや、モラルを守ってはならないのである。派閥争いをしながら、問題を解決しない事が最高に安全な処置なのである。

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