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2006年7月 1日 (土)

次世代リーダー

 再び、サッカーに話を戻そう。時期監督にオシム氏が推薦されているらしい。ボケ爺には、オシム氏がどんな業績があるのかは全く知らない。が、多くの記事から想像すると、多くの人がオシム氏は適任のように記載されている。果たしてそうなのだろうか?

 適任であるとの意見の中の大部分は、次の3点である。①万年下位の千葉を上位に導いた手腕。②日本のサッカーと、選手を熟知している。③「考えて」走るサッカーを追求する。という事である。

 まず、千葉を元気つけた、実績は確かであろうが、これが世界で通用する手腕となる証拠がない。日本のサッカーの「どんぐりの背比べ」の中での実績にしか過ぎない。チョッとの努力で何とかなる世界ではないのか?次の項目が最も怪しい賞賛の言である。日本のサッカーを知る前に、世界のサッカーを知り、日本のおかれているギャップを熟知し、その手段を提示できなくてはならない。「日本を良く知っていて、考えるサッカー」、これではジーコの二の前である。とにかく、世界レベルに引き上げるには、体力を付ける。「暑さに強いニッポン」の神話は見事に打ち砕かれた。その為には、徹底して鍛える、我がままを言わせない、鬼将軍で、日本など知らない人がいいのだ。

 企業のリーダーでも同じ事である。今の日本の経営の最も危険な状態はグローバル経営を怠っている事である。グローバルで戦える経営者は、ものを言う経営者で強い信念を持っている人であろう。日本では嫌われる人である。日本国の社内で時間を掛けて育て上げた人では戦い抜けない。先ずは、技術や人材についての実力を世界の中で客観的に把握できる洞察力が必要である。世界の伝統文化と歴史に深い造詣を持っている人でなくてはならない。

 日本サッカー協会の、「日本的、日本の」といっているようでは、何時までも改革は出来ないであろう。

<読書>

「陰日向に咲く」劇団ひとり 幻冬舎

落ちこぼれ組みの純粋な、愛と笑いと生活を連作で包み込んだ不思議な小説である。それぞれは、比較的単純な日常生活のごくありふれた物語であるが、その短編が見事につながっていく様は、作為と取れなくもないが、自然なつながりで大きなテーマが現れてくる。

 全くの巧妙な仕組みを見事に隠しきる作者の手法に驚く。

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