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2006年5月30日 (火)

DNAで有機EL素子

 東京工業大学の岡畑教授らのグループで、生物のDNA(デオキシリボ核酸)を加工して、有機EL素子の試作に成功した、赤、青、オレンジに光るという。素子の構造は、従来より簡単で、サケの白子から作ったという事も驚く。将来はディスプレーへの活用に期待できる。

 いよいよ、ここまで来たか、と感激している。将来の電子素子は生物科学の応用となると思っていた。不思議な生物が沢山いる。生物科学の応用で、先ず、光に応用されるだろう、それには、DNAか、酵素の働きを応用した物でないかと、おぼろげに考えていました。それだけに、今回の成功は嬉しい。

 これを機会に、情報処理の分野の研究が加速されるのではないか、と思います。DNAは2nm線径である。配線、金属との組み合わせ回路、塩基などの応用でコンピュータなどが出来るはずである。きっと、今の速度よりは100倍にはなるだろう。

 日本は遺伝子解析の方針で、決定的な失敗をした。当初、日本は世界の中でトップクラスであったが、政府など、その重要性を認識せず、支援を惜しみ、アメリカに負けて、壊滅状態である。今後、この分野の活用では、我々は多額のロイヤリティを払わなくてはならない。

 この生物工学の分野で、まさか、失敗を繰り返すことがあってはいけない。将来に、この重要な技術を、官民で応援、支えていかなければならないと思います。

 免疫細胞制御などの仕組みも解明が進んできている。最近の日本は革新(イノベーション)がない。この分野が最も可能性がある、と思っている。政府はよく科学、技術の評価をして、政府方針として夢を国民に示す義務がある。

<読書>

「動物の言い分、人間の言い分」日高俊隆 角川ONEテーマ21

今日のテーマの本はあまりにも専門過ぎるので、ここで紹介するにははばかれる。我々、自然に学ぶ事を心がけるといいと思う。直接関係ないのだが、動物の行動学から学ばなければならないことが斯くも沢山あるのか、と、考えされられる

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