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2006年4月24日 (月)

異文化交流は難しい。

 いま「異文化」で悩んでいる。海外の企業に勤めて一年半に近づいている。巧く交流が出来ていると思ったり、なかなか難しい、と言う事で悩んだりで、いまひとつ手ごたえがない。企業(事業部)が私に望んでいるのは何かも概念としては分かっているが、なかなか事実としてつかめていない。と言う事で、この2週間ほどは、実際の仕事が進んでいない。どんな提案がいいのか悩んでいる毎日である。先日も、世界の大手企業を相手にした共同活動について、提案しまとめてきて、調印に至った。そこまでは順調でよかったのだが、いざこれからの実行が問題だ。実行は担当者がアサインされて進めることになった。これも問題がない。だが、このProjectはSystemであるから、個々の技術、サーヴィス技術、マーケティング部、セールス部門と分割できる物ではなく、それをトータルとして、まとめる役が必要だと訴えてもなかなか理解がされない。そこで、その役を支援として買って出ようとすると、提案すると総反対にあう。仕事を奪うな、アサインした担当役員が集まって解決するはずだ、と言う事である。

 社長の参謀としての動きは難しい。各部署からは、監査役としてしか見てくれないので、資料、データーなど提出に協力が得られない。そこで、人事に依頼して、先週から、各部門のキーパーソンと会食、飲み会で意見交換を図っている。その分はいいのだが、本当に効果があるのか疑問でもある。「本音と建前」とが明確な人種でもある。

 転職を経験している事から、同国内でも企業文化が違うと、どのようにすれば意思決定の本筋には入れるのか?思い悩む事が多い。転職後の企業では最後まで分からなかった。不燃焼で終わってしまった。そこをクリアしてこそ「異文化交流」であり、異文化導入のメリットが発揮できるのだと思っているが難しい。ましておや、国が違うともっと難しい。

 最近思う事は、異文化と言えども「形式知」は思ったより簡単に伝達、理解を得ることが出来る、企業として目指すものが共通ならば汲み取りやすいのであろう。「暗黙知」はそう簡単ではない。心を中心とした非言語コミュニケーション世界となるのであろう。これが難しい。ここに「本年と建前」と言う壁がはだかっている。どこの民族でもこの点は共通に存在する。「縦」社会として存在していたり、「横」社会と存在していたり、今は解決の策を持ち合わせていない。悩みは尽きない。

 

<読書>

「「暗黙知」の経営」田坂広志 徳間書店

なぜマネージメントの壁が越えられないのか?と言う、複雑系の理論が分かりやすく解説されている。「暗黙知」に悩むマネージャーの絶好の参考書である。言語、理論では乗り越えられない壁がある。それは直観力でもなく、「判断力」と言うアートだ、と言う。

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コメント

お久しぶりです.

今日は,お近くに来ております.
ほんの狭い海を隔てただけなのに,
全く異なった文化を持つ国に.

海の反対の国とは異なり,明るい,若
い顔が多いように感じます.元気のあ
る証拠でしょうか.

ところで,山桜に加え,つつじのよう
な花を見かけたように思います.そろ
そろ,そのような花が咲いているので
しょうか.

投稿: Hana父 | 2006年4月24日 (月) 23時08分

何処からか、貴殿がこちらに来ている、と聞いていました。が連絡してくれるものと思って待っていましたが、もう帰られたんでしょうね。
こちらの人は、若くて、元気が良くて、優秀で、・・・言うことありませんね。しかし意思を伝えることは難しいですよ。

こちらの春は冬が厳しい分、花がいっせいに開き浮き浮きします。今はつつじが綺麗ですし、ライラックの花が見事で、甘酸っぱいにおいもたまりませんね。

投稿: ボケ爺 | 2006年4月28日 (金) 15時54分

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