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2006年4月28日 (金)

業績主義、あるいは効率主義、続き

 業績主義、あるいは効率主義の時代では、○○力が期待されている。その基本は「知識重視」「専門知識力」であると主張されている。義務教育も大幅に見直されて、ゆとりから、詰め込み型に戻ろうとの提案である。今までよりはいいのかも知れないが、単純に過去に戻ることはどうかと思う。

 会社生活をしていて、最近日増しに思う事がある。商品開発のプロジェクトリーダの役割の重要性である。単なる手配士のマネージャではダメである。技術問題を専門家にまかせきっていては完成しない。ある分野の立派な専門家であっても仕上がらない。「総合的思考」が大切である。いろんな角度から考えられる、いろんな人の話を個別に聞くことではなく、関連性を見つけられる聞き方が出来る人である。分析能力は重要で、当然であるが、関連性を組み立ててみる能力である、それも一つの形だけでなく、二つ、三つ、と多い方がよい。

 論理学(哲学)で言う、帰納法、演繹法のバランスが必要なのである。数学で言う、推論と証明に当たるのであろう。デカルトの機械的思考ではもはや、リーダの資格はないのである。(決して、人間性主義であるべきである、と言っている訳でない)

 専門領域と専門領域の間をつなぐものが必要なのである。それはなんだろう、脳で言う、右脳と、左脳を繋ぐ梁の働きが出来る人がリーダとなるべきである。

 そんな総合力を養うには、なんと言っても「遊び」である。「遊び心」を養う事だと思う今日この頃である。

<読書>

「ハイコンセプト」ダニエル・ピンク 三笠書房

格差の時代を勝ち抜くためには創造性が鍵である。「第四の波」の時代に突入した。ベートーベン型から、モーツアルト型の時代である。「MBA型」人間から、「MFA型」人間である。構想が作れる人、物語が語れる人、共感が出来る人、が重要だという。

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