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2006年4月25日 (火)

男も熱中、いけばな!

 420日の日本経済新聞の夕刊に、「いけばな 男も熱中」「各流派の教室、花盛り」が載っていた。女性の楽しみと見られている「いけばな」を習う中高年男性が目立っている。三大流派の草月流は「男子専科」を開催、小原流も男性を集めて「いけばな講座」を開き、花と触れ合う場を提供している。元々、いけばなの発展の担い手は男性であった。現在でもいけばなの創造性やアート感覚が男性を魅了している、とある。分かるナー、この気持ちは。

 創造性の表現の一つに「いけばな」があることはダレも疑うことはないであろう。それが、良妻賢母の心得として女性に占領されていたのではないか?もっと、男性に解放すべきであった。女性と一緒だと気おくれしてしまう。それだけで創造性が萎縮させられる。「男子専科」がいい。創造性が描き立てられるであろう。考えてみると、他にも女性に占領されているものがあるのではないだろうか?料理だって同じ事だ。カルチャー教室など、女性が多いと、男性は気おくれしたり、気が散ってしまい創造性がしぼんでしまう。女性だけが、「遊び心の創造性」を養う事に大いに反対である。女性だけが楽しんではいけない。世の女性ども、男性の気質を知って遠慮せよ。

 創造性はアート感覚から、さらに、遊び心から生まれるのだ。だから男性専科のカルチャーセンターを増やすべきである。断じてそんな教室を作って欲しい。陶芸、習字、絵画、彫金、などなど。先生方に要望し、「男性専科」を期待して止まない。

<読書>

「池波正太郎劇場」重倉敦之 新潮新書

人間という奴は「遊び」ながら「はたらき」「生きるもの」さ。人間を描いて右に出る人なし、そんな人の幅を描ききるためには、池波自身がそんな体験をしなければ描ききれない。それが池波正太郎「劇場」といわれるゆえんである。「創造性を創造する人生」がここにあったことを証明する一冊である。「劇場」という言葉がぴったりである。

 創造性の源泉を「池波正太郎劇場」から学ぼう。

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