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2006年3月17日 (金)

仮説、あるいは仮定

 歴史で、「もし」、は考えられない。しかし、「もし」このようになっていたら、歴史は変わってしまったであろうと、想像する事は、歴史小説を読む楽しみである。

 論理は「仮説」から始まるのである。「仮定」は重要な基本の思考方法である、と常日頃大切な手法として使っている。これは技術開発、商品開発には欠かせない重要な方法論でもある、今でも大いに使わせてもらっている。

 科学の世界ばかりではなく、経営の面でも使える、マーケティングなども全て仮定の設定の検証の繰り返しである。そんな毎日に経営者は悩んでいる。マクロ経済はそうとも行かないのかもしれないが、ミクロ経済などは仮定の設定からその動向で政策を絶えず変更して、適応状態を検討している、と思っている。

 欧米の文章(文法)はロジカルにできていると言う。それは、If...then,becouse..を多発する。ソフトウエアの世界でも、アルゴルと言う言語があるが、全く同じ論法である。

 学生時代に、悩ましい、難しい数学の授業がありました。トポロジー学、の基礎としての、非ユークリッド幾何学。その基本はユークリッドの公理の第五で第五公理の否定であった。否定と言う仮説の検証から見つかりました。未だによく理解できていませんが。

 独学での先生、「小室直樹先生の著書」には、この方法論が貫かれています。「近代科学の基本は仮説の検証」と言われています。近代経済原論、近代社会学も科学である、と闊歩されています。

 企業活動での大切な手法PDCA(Plan,Do,Check,Action)のPlanは仮説(仮定)である。全ては仮定から始まると言っても過言ではない。

<読書>

「99.9%は仮説」竹内薫 光文社新書

ベストセラーになっているから、もう、読まれている人もおられるでしょう。「思い込みで判断しないための考え方」「頭をやわらかくする手法」となっている。ともかく、ご一読ください。全ては「仮説」から始まる。

「数学を使わない数学の講義」小室直樹 WAC

とにかく、「目から鱗」とはこういうことである。追々、この本の解説もしていきたい。

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