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2006年2月16日 (木)

Druckerの思想 05年11月11日死亡

 経営者になった時、何から勉強すればいいのか解らなかった。本屋で最も名前の多い人の本を取り上げて読み始めたのが、Peter F. Druckerであった。

 沢山の著書がある、歴史もある。なかなか難しかったけれど、次のような事が、経営思想として大変に参考になった。

1:労働者はCostでなく資源である。

 ― 労働力を経営資源として活用する事がこれからの経営、と言う。今日的には、知的経営の中心課題である。労働力の安い国に出かけてしまうことを戒めている。また、簡単にリストラする事も戒めている。優秀な企業は、労働力の活用の経営で成功している。

2:知識こそ本当の資本である。

 ― 人の知識が生産性の源である、と言う。人間の知恵を大切にした経営が大切である。つまり、イノベーションを忘れると後退の道しかない。

3:効率的な企業は、問題解決型ではなく、提案型の企業経営である。

 ― バブル後の日本の経営に警告を発信している。チャンスを作る、チャンスに挑戦する、それが経営である。

4:事業の目的とは顧客を作る事である。

 ― 今日に企業活動は、顧客に迎合しすぎではないだろうか?顧客を引き付ける魅力ある商品を提案しなければならない。今日は、事業の目的は「利益」を生み出す事である。とよく言われるが、Druckerは真っ向から否定する。

5:イノベーションの欠如が既存の組織の凋落につながる、マネージメントの欠如が、新規事業を失敗の原因である。

 など等、多くの勉強をさせてもらった。冥福を祈る、合掌。日本の今の優良企業は、これらのDrucker語録を良く守っているように思えてならない。再び合掌。

<読書>

「ポスト資本主義社会」 P.F.ドラッカー ダイヤモンド社

21世の組織と人間はどう変わるのか。ポスト資本主義のへの転換期の真最中である。日本の体質はその改革に厳しい物になる。と警告している。

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