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2006年2月11日 (土)

設計思想について

 何とかして今までの経験を思想として残して伝達して行きたいと試みているがうまく進んでいない。バックグランドが技術屋であるから、設計思想を、ビジネスマン(経営者の経験)だから、事業戦略思想を、と考えている。

 これらの経験は、少なくとも体で覚えてきたことがほとんどである。体で覚えてきたことは、どうにも思想として表現に出来ないのかと、思い悩んでいる。武谷理論ではないが、Normalize, Generalize,に作り上げていきたい。さらにはこれら基本に、MOTManagement of Technology(技術経営)の一部の論説につながるといいとも思っている。是非、構築していきたい。

 養老孟司の「無思想の発見」を読むに従い、この試みは無謀だと言うことが分かり始めた。その一つに、概念の世界、感覚の世界を言葉で表現する事に限界があるし、ましておや、二つの世界を結び付けることは無謀と言う事か。言葉自体が持つ、表現に、同じである事と、違うこと、もあると言う。なんと思想とは難しきことか。他には、思想が現実に直接干渉すれば「思想は現実にある」となり、「思想は思想的に存在する」事と矛盾すると言う。

 そう言えば、司馬遼太郎は「日本のかたち」と言って、「日本の思想」とは決して言わなかった。なるほど、「設計のかたち」「事業戦略のかたち」の方がなんだか納まりが良いし、これなら、表現できそうである、と今は思っている。

 こんなことを試行錯誤しながら、あきらめることなく、何らかの方策を見つけたい。一方表現方法には、「レトリック」と言う手法を活用したく勉強中である。「愚笑妙チャーリー」と話など出来ると解決の道を教えてくれるのであるが、合掌!

<読書>

「無思想の発見」 養老孟司 ちくま新書

思想と現実派対立する物ではない。相互に補完するとしながら、「意識中心の社会」は、無思想をどう考えればならないか?

「日本語のレトリック」 瀬戸賢一 岩波ジュニア新書

文章表現の技法、と、サブタイトルがついている。

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