2021年2月18日 (木)

不要不急ではない!

 今日は、必要不可欠な用事で、田舎(姫路)に帰ることになった。朝早くから新幹線に乗車して、都心の車窓から富士山を拝める。新幹線は、自由席が3割程度、指定席は2割程度か?(少々、朝が早いからか?)

  久しぶり(3年ぶりか?)の新幹線に少々興奮している。過っては、週に2回、3回は乗っていた。マレージポイントのサービスがあると、プレミアム会員になれていたであろう。

 いつもより、いつもよりスピード感が無い。だが、オンタイムだと言う。なるほど、車輛の改善で、振動が少なく、静かなせいであろうと、考えられる。車両も確実に進歩しているのだ、感心。

 新富士駅の手前には、富士山の全景として最も美しい車窓がある。富士山の今年は雪が多い。新富士駅を過ぎると、製紙工場の煙突が立ち並び、風景は良くはない。そう言えば、煙突からの煙や、水蒸気は、まっすぐに立ち登っていた。風が無いからだ。

 名古屋を出ると、途端に「雪のために遅れが発生」、とアナウンス。東京で乗務員にも確認しが、認識していません、と。関ケ原辺りが最も降っていた。米原駅では積雪は無かった。

 新大阪から山陽新幹線に入り、乗務員が変わった。途端に、遅れについて「謝り」のアナウンスがうるさい。東海道新幹線と大いなる違いであった。不思議な事象だ。

<読書>

「はじめての科学哲学」八木沢敬 岩波書店

初めての、とか、序文(はじめに)で、「入門書」であり、「教科書」として使える様に工夫をした、と。ボケ爺は、学生の頃、武谷三男の「自然科学概論」を読破して、イササカ、科学哲学に興味を持っていた。その後は、工学(技術)に専従したので、ボケながら、もう一度挑戦と、試みたが、全く歯が立たず。何故か、工学は「知覚」無くして考えが浮かばない。だが、科学(数学も)はメタ、形而上学である。残念だが日本人には、今日、特に弱くなった。故に、ソフトウェア(サイエンス)での発想は欧米に及ばない。

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2021年2月14日 (日)

三寒四温

 三寒四温とは、よく言ったものだ。寒波もあるが、確実にあったかくなっている。だが、人間は忘れる動物である。

 植物は、敏感に季節を感じ取る、すぐれた大局的なセンサを持ち合わせている。その点人間をはじめとする動物は、瞬時の感覚には優れている。自然の仕組みは、神業だ。

 散歩道に、古い庭があり(家は結構新しいのだが)、そのアンバランスが絶妙である。その庭の紅梅の古木がスゴイ。何が凄いかと言えば、幹はほぼ苔で覆われている。4カ所に分かれた主軸の枝たちは、添え木で支えられている。支えられなければ折れてしまうほどのヨボヨボである。ボケ爺の様に。それぞれの枝の先端は、さらに、細かく小枝が無数に分岐している。その枝に紅梅が満開だ。そこに、メジロが忙しそうに、蜜を吸っている。メジロは、全く落ち着きがない小鳥だ。ボケ爺に似ているメジロは好きだ。花から花に移る時は「ジー、ジ、ジー」と泣き叫ぶ。のどかな風景に、しばし見とれてしまう。

 野川の川面に移ったマンションの影が大きく揺れている。風はない静かな陽射しの優しい午後である。緩んだ水温の川を5~60㎝ある真鯉が数匹、悠然と泳いでいる。

<読書>

「ヒトの探究は科学のQ」長谷川眞理子 青土社

疑問か、質問かを、読書から問いただす、100件である。読書の量は120件ほどになる。著者は有名な自然人類研究者である。フィールドワークを積み重ね、人類とは、行動の意味論などを解き明かしてきた。「草食系・肉食系」男子論の生みの親でもある。真っ当な学者は、日々、読書と研究論文の読破と著作に、明け暮れ出来るようだ。ボケ爺には及びで無い能力だ。

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2021年2月13日 (土)

辞任のドタバタ劇

 オリパラ組織委員会の森会長の女性蔑視発言で、ドタバタ劇が面白おかしく報じられている。政界は、オリンピック憲章は政治とは無関係を貫かなければならので、手が出せない。そんな中、辞任する森会長が勝手に後任(川渕氏)を決めると言う、日本的権威主義で、院政を引こうとした。政界はその方法に安堵していた節があった。だが、後任が「森会長を相談役」にと、まだ決まっていない人事の裏幕を暴露してしまった。政界は慌てたであろう。

 さらに、組織委員会の密室性と、透明性のガバナンスの欠如を見せつけた。これが世界中に発信されて、日本文化の大批判になっている。後進国日本と!

 さらに、森会長は辞任の挨拶で、あたかも、ジャーナリストに、「してやられた」、と恨みつらみの弁解で長~い挨拶となり、1時間も会議が延びている。「女性は配慮が足りない」の裏返し、を自ら露呈させている。

東京オリパラは呪われているのか。7年も間に、招致推進者は、いろんな不祥事で、4人も辞任に追いやられていた。これらは、日本的政治の末路と言うより他にない。無理やり開催する多額の費用の浸けは、コロナ対策と合わせて、全て国民の税金で。これで経済不調の回復は望めない。ここまで犠牲を払って無理に開く必要は?(ほくそ笑むのは小池都知事だけか)

<読書>

「考え過ぎた人」清水義範 新潮文庫

=お笑い哲学者列伝、との副題がある。なるほど、哲学伝記を疑いの目で評論をして、その逆の発想で「歴代に有名な哲学者」に、いたずらな質問をぶつけている。何が正解かを疑問視して、愉快で、笑える哲学の解説書である。論理学の「逆説の逆説は、必ずしも真ならず」の、摩訶不思議は読者の理解力しだい。今回の森会長もこの論法を学べばよかったのに。

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2021年2月11日 (木)

北風の中の散歩

 朝から陽射しが強い、だが、春風の期待は裏切られ、北風は少々強い、残念だ。野川の川辺の散歩道は土手のはるか下。だから、その風は遮られて、あまり気にならない。その分、多くの人が散歩している。祝日だからだろう。

 そんな中、マカモや、カルガモや、シラサギや、ゴイサギなどが、一緒に遊んでいる。刈り取られて草は、この寒さに関わらず青々としている。そこにシートを引いて、家族連れや、近所の集団か?マスクをしながらの昼食を楽しんでいる。

 川は澄み切り、太った真鯉が悠然と泳いでいる。男の子が網を入れて採ろうとするが、網よりも大きな真鯉は、悠々と、ゆったりと避けてゆく。だが、男の子は、それが嬉しく大声を出して、追っかけている。

 スーパーの入り口で気なる事象に出会った。多分、2歳程度の子供が、親から離れて、ヨチヨチ歩いていた。それを避けたのだが、その子供は、ボケ爺を、邪魔だと、ジーと眺めて、早々に、入り口の親の方には走っていった。ボケ爺はマスクをしていたが、2歳程度でも、マスク顔の認識は十分に出来るのだ。そのスーパーで、他にも、経験した。或いは、ボケ爺のマスク顔が特別に得意な醜形な顔であるからか?

<読書>

「あの人と短歌」穂村弘 NHK出版

歌人の著者が、短歌の好きな人と討論している。読んでいて、こんなに悲観や劣等感や、悲しさを感じた読書は無い。何故か?根本から感性が違う。感想の解釈の、歌・詩、俳句などの文学的感性が全く湧かない。驚くばかりだ。全く生きる背景が違う。特に女性との対談に、頭の構造が違う、悲しいかな、この歳になって全く打ちのめされた。

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2021年2月 6日 (土)

アップルカーで揺れている

 アップルEVカーで、昨日は日本の株価が揺れている。アップルカーが24~25年に投入されるだろうと言われて久しい。当初は、韓国の現代自動車、起亜にアップルは生産委託の打診をしたらしい、と。だが、いずれも結論が出なく、日本のメーカと交渉が進んでいるらしい、との噂が現実味をおびたからだ。

 アップルカーのコンセプトから電池技術はパナソニックのリチウムイオン電池ではないらしい、との噂も飛び交う。東芝のリチウムイオン電池「SCiB」ではないか?また、耐久性重視になると、アップルが開発している電池には「リン酸鉄系」の正極材が用いられる、と専門家は予言する。

 一方、中国のウーリン社の小型EV車がバカ売れしているようだ。価格が46万円からと激安。来年には50万台の生産に達すると噂されている。そのモータの受注に成功したのが日本電産だそうだ。

 日本では、EV車は、トータルCO2の排出量では、有利ではない(電池を作る、電気を供給する時のCO2排出量が馬鹿にならない)と評論家は懸念する。日本人らしい論争だ。又、本命の電池は、どの方式が好いのか?コンセプトなしの論議も続き、投資に踏み切れない。つまり、日本得意の様子見。

 また、EV車では、部品のプラットホーム化が起こり、今の自動車メーカは、どこかの部品を集めて組み立てをするだけ。PCメーカの様な姿になるだろう。或いは、日本の半導体の二の前を踏むようだ。日本を通り越して、韓国や中国へ、と。

日本は、EV時代に、そのプラットホームを作り上げることが、どこまで(部品数)確保できるか?そのチャレンジに疑問が多い。

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2021年2月 5日 (金)

COCOAの失態

 厚生省が、コロナ感染対策の肝いりで開発した接触追従の「COCOA」と言うソフトウェアである。スマホにインストールした人たちは2450万人であったらしい。感染した人が接触した人に「コロナ感染者に接触しましたよ」の連絡をするものである。シンガポールなどで、多くの国が導入していた。

 だが、4か月前から、上手く動作していなかった、と暴露されて厚生省が、やっと思い腰を上げて「早急に修正します」と報道した。これが日本の科学技術の現状である。

 ボケ爺は日本の科学技術が、少なくとも20年は遅れている、と警報を発していた。幸いにも、誰にも分るように、このコロナ騒動で明確になって来た。

 コロナワクチンは何故日本から生まれないのだろう。先進国はほとんど開発できている、と言うのに。ここに日本の科学技術の軽視があるからだ。買った方が確実、安い、と思っている。

 DX(Digital Transformation)の遅れである。「モノ」づくりに気が向いている間に、「コト」でもない、データを記号化し、信号だけで処理することである。20年は遅れている。

 次は、AI(人工知能)の遅れである。これは世界と比べ5周は遅れ。だが、AIのプラットフォームが出来るからこれを使えば、恰好だけは出来る。PCのOSのMSやiOSを導入するようなもの。すると、自動運転技術の同様の5周遅れ。日本の自動運転の車は全て輸入の自動運転機能を搭載することになる。儲けは全て持って行かれる。

 さらに、次世代のコンピュータの中心技術の量子計算機も、なんだかんだで、3周の遅れである。多分追いつけないだろう。HWの下請けをすることになるだろう。

 日本の科学技術の軽視には未来はない。

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2021年2月 4日 (木)

ステイホームは?

 緊急事態宣言が1か月延長された。夜の飲食は8時まで、かなりの飲食店がこれを忠実に守っている、だが、先日の国会議員で暴露されたように、裏社会の飲み屋、特に接待を伴う店は深夜までやっている。

 時々、野暮用で新宿、渋谷に出かける。昼間の人口はそんなに減っていない。

 ボケ爺の散歩道に、ゴルフの打ちっぱなしのゴルフ練習場がある。平日のお昼ごろでも7割は埋まっている。2階合わせて24席あるのだが。平日の早朝、8時からやっているそうだ。9時ごろ通るのだが、5割は埋まっている。2年前は、そのような事は無かったのだが。土日で9割以上だ。

 その隣に、テニス練習場が2面ある。一週間通して、ご婦人どもの練習教室で満員である。ステイホームのおかげで、ゴルフ練習、テニス教室通い。コロナ太りだろう?

 この土地を持っている人の名前が「小川」さんと、言うらしい。ゴルフ練習場、テニス練習場以外に、10軒以上のアパート経営、駐車場経営、まだ畑もある。だからか、この土地の周辺には、スズメが多い。むかしは川魚の釣り堀と料亭でも有名だった。戦後の農地改革で、広大な土地は手放さなければならなかったはずだが?兄弟何人かで分配したのだろう?コロナ感染どこ吹く風、である。多摩の武蔵野にはこのような豪族の名残の「広大な土地支配者」が未だに沢山残っている。

<読書>

「池波正太郎-没後30年記念総特集」KAWADEムック 河出書房新社

いろんな先生方達が、実にリアルな「池波正太郎」を語ってくれている。ボケ爺も、「鬼平犯科帳シリーズ」「仕掛人・藤枝梅安シリーズ」「剣客商売シリーズ」は一回は読み飛ばした。実に愉快であった。定年退職後はこれらを読み直そうと持っていたが、未だ実現できていない。人と人の関係、組織の組み方、部下の使い方、犯人像のかかわり方、など学ばなければならない、と思っている。もう遅いかな?

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2021年1月31日 (日)

アグロ・フードテック

 2050年までに、「脱炭素ゼロ社会を目指す」と菅首相は、何もその細部を語らず、宣言した。多分これから各省庁が立案するのだろうが。さてどのような立案、施策が出てくるのだろうか?

 その中でも、アグロ技術、フード技術(アグロ・フードテクノロジ)もクリーン化では見逃せない技術であり、重大な施策になるであろう。だが、残念ながら日本は、世界の2~3周遅れである。ここにも日本の遅れが目立つ。

 家畜については、家畜から発する屁(オナラ)はCO2排出、排泄物の処理でもCO2は大きな課題である。乱獲される魚でも捕獲制限が起きる。つまり、人間の最も大切なタンパク質の補給に赤信号が付いている。

 クリーン化に、代替えタンパク質の研究開発が進んでいる(細胞培養肉、植物代替え肉、昆虫の活用など)。特にアメリカでのスタートアップ企業の乱立が目立つ。

 いずれも生物の成長を促す「餌」の研究が重要な事は想像しやすい。そこに、生物の誕生の基になり、化石燃料の基となった「藻類」の研究開発が勧められている。その研究も日本は遅れている。日本はほぼ「海苔」を想像するが、他国は、燃料から、家畜、魚の養殖、植物成長の土壌改革、などの研究が進んでいる。島国日本の研究開発に期待したいのだが。

<読書>

「藻類」ルース・カッシンガー 築地書館

サブタイトルに、「生命進化と地球環境を支えてきた奇妙な生き物」と。飛球の生命誕生の歴史と、未来についての長い、長い物語である。今日の石油は、生命誕生の植物のシアノバクテリアと言う単細胞から始まった。紅色植物と、緑色植物に分離し、長い歴史は、各地域で活用されてきた。日本の海苔、韓国の海苔は有名だが、これら藻バクテリアの活用は無限の可能性を持つ。だが、日本の研究は世界から大きく遅れている。クロレラ、ユーグリナ、程度か?ここにも地球グリーン化の日本科学の遅れが際立つ、残念。

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2021年1月30日 (土)

霜柱が輝く

 昨夜は久しぶりに見る満月。実に冴えている美しさだ。が、コロナ感染の勢いは止まらない。憂鬱な毎日だ。

 先日の雨から雪、そして雨の天候で、久しぶりに土は潤った。そして、今朝の冷え込みで、霜柱がニョキニョキと芽を出している。そこに、雲一つない日差しが注ぐ。陽射しの方向で霜柱からの輝き方も変わる。抒情的なひと時だ。

 隣の入間川は水源が国分寺崖線の雨水の清水だから凍る頃は無い。野川が凍ったことがある。だが今日は静かな水面である。犬を連れた人の散歩人が多い。集団を嫌うシラサギが5羽も、少ない川魚を狙っている。滑稽な光景だ。

 Web会議、テレワークで、今は過ごすより方法はない。多くの企業は、今後もテレワークを今以上に充実させる、とトップは豪語している。本当に、テレワークは正しい方向だろうか?先日のブログでも論じたが。

問題解決(イッシューから始める)には、なるほど大きな影響はない。効率は上がるであろう。企業は問題解決だけではない。未来を洞察しなければならない。未来を創造しなければならない。それがテレワークで出来るとは、ボケ爺の経験では、残念ながら思えない。

何故か、無駄な(非効率と言われる)会話や、人の顔に隠された裏の思い、世の中の視界に飛び込む変化を認識することから深耕が生まれる、と思うからである。だが、ボケ爺の非効率な思考力の焦りであろうか?

 勝目梓の「落葉の記」を、何故か読み返してしまう。ボケ爺の思考回路にノイズが乗って、それが留めなく押し寄せ、収斂しない、如何した事か。次の読書が進まない。

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2021年1月29日 (金)

花粉症だったのか?

 1月の中の寒波の襲来の時ごろに、眼がウルウルすることが気になっていた。1月初めから、晴天が続き、空気も乾燥していたので、「ドライアイ」ではないか?ボケ爺は過って、ドライアイに悩まされることは無かった。ので、疑ってはいたが。まさか、花粉が飛んでいたとは、驚きだ。

 今では、はっきりと花粉症だろと分かる。寝る前に、時々クシャミが出る。鼻がムズムズする。ティッシュペーパーが離せない。

 年寄りになっても、このアレルギーは、必ず反応する。機械は一般には、古くなるとがたが出来て、働きが悪くなるのだが。人の中に住む抗体細胞は何時迄も忠実に守ってくれるのだと、感心する。

 COVID-19のウィルスの抗体も忠実に働いてくれるのだろう。だが、ウィルスは変異して、何かの生物に帰属して生きてゆく事に長けている。杉の花粉はウィルスではない。それ自身(杉の木)の生命維持のために、逆に変異してはいけないのだ。

 それにしても日本政府は、どうしてPCR検査を拒むのか?その理由を専門家と合わせて正確に説明して欲しい。陽性で治療が完了した人の証明も出来ない、のは可笑しきは無いか?

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